機材シリーズです。
--
なんとニコン銀座ショールームのD300スペシャルカレッジへ潜入。
--
なんとニコン銀座ショールームのD300スペシャルカレッジへ潜入。
このセミナーは参加者数が限定されており事前の申し込みが必要でしたが、告知直後に開催情報を得ることが出来たので楽々受け付けられました。
告知文には事務局の専用電話番号が記載されていて、この番号に掛けると全国どこからでも市内通話料金でOKという配慮もなされていました。
しかし、この番号に掛けてもなかなか繋がらなかったので改めて告知文をみると、専用番号とは別に03で始まる普通の電話番号が小さく書いてあり、試しにコレに掛けると一発で繋がって申し込むことが出来ました。
試しに、チョット時間をおいてから専用番号のほうにも掛けてみましたが、やはり繋がらないので、専用電話はかなり長い時間つながりにくかった可能性が高そうです。
まぁそんなことはおいといて・・・
当日、ショールームでこのイベントの進行を進める男性スタッフは猛烈に丁寧で腰の低い人でした。
いやー、こんなキチンとした人がショールームにいるとはさすがニコン。
ショールーム自体も非常にキレイ。
いやー、こんなキチンとした人がショールームにいるとはさすがニコン。
ショールーム自体も非常にキレイ。
で、講義のほうはプロカメラマン斉藤勝則氏。
内容は基本的にカタログの説明的なところを一通りと、今回用に作例を挙げて来ているのでそれをプロジェクタで表示しながらの説明。
あと、D200、D300、D40で同じ図柄を撮って拡大プリントしたものの掲示。
さらにセミナーの前後の時間でD300の触診が可能になっていました。
内容は基本的にカタログの説明的なところを一通りと、今回用に作例を挙げて来ているのでそれをプロジェクタで表示しながらの説明。
あと、D200、D300、D40で同じ図柄を撮って拡大プリントしたものの掲示。
さらにセミナーの前後の時間でD300の触診が可能になっていました。
斉藤氏は作例を示しながら説明してくれましたが、プロジェクタの解像度と部屋の明るさが最適とはいかなかったので、ちょっとわかりにくいところがありました。
で、講義の中でも高感度ノイズや連写速度など、スペックにまつわることも説明がありましたが、それ自体はいろんなところで報道されてたりするのでココで改めて列挙するのはやめて、サクラ的にポイントになったところだけを記事にします。
まづは、実際にサクラがD300を触診した部分での感想です。
メニューも全部めくって完全にカメキチのような状態で触ってみました。w
メニューも全部めくって完全にカメキチのような状態で触ってみました。w
今回から測光ゲージの±逆表示だったのを正常に直せるようなカスタム設定が出来るようになりました。これで数直線にならったごく一般的な表示にすることが出来ます。

それと、かねてよりダイヤルの前後の役割と回転方向はカスタム出来たので、ダイヤル及び連動する測光ゲージはカメラマンのほうで好きなようにして下さいという感じで完全にカスタム設定出来るようです。
とはいえ、ダイヤルを右に回すと絞りが開いたり、SSが遅くなるような設定をする人はいないでしょうねぇ・・・
他社から乗換えるとしたらダイヤルの前後を入替えて、ゲージの向きを正常に直して使用すれば違和感無くつかえると思います。
なお、デフォルトはプラスマイナス逆にしてあるので、以前からニコンを使いつづけている人はそのままキニシナイで移行できるので問題ありません。
前面ダイヤルは僅かに角度が付けられていて、ボディの外側に下がり気味に仕立てられています。しかし、触った感じではこの切り込み方は逆向きのほうがよい気がしました。
なお、D200など以前のモデルの前ダイヤルは角度の無い水平の誂えです。
なお、D200など以前のモデルの前ダイヤルは角度の無い水平の誂えです。
それと、前面ダイヤルはもう少し回転軸を立てるようにすればさらに使いやすくなると思います。
これはアンケートにもちゃんと書いてきたよ。
(コレで何度目だかなぁ・・・)
これはアンケートにもちゃんと書いてきたよ。
(コレで何度目だかなぁ・・・)
背面ダイヤルは水平です。コチラもボディ内側に下がるように角度をつけるとよりよいと思いますが、この部分は以前までのモデルと同様になっています。
ダイヤルのタッチ感自体はシッカリして悪くありません。
講義が終って斉藤Cマンへの質問コーナーがありましたので、サクラも手を挙げて元気よく質問してみました。
1.
プレゼンの中でD300には過去のNikkorレンズ全部について、倍率色収差の補正を行うパラメータが埋め込まれているとありましたが、新しいレンズが出た場合はファームアップできる体制になるのでしょうか。
プレゼンの中でD300には過去のNikkorレンズ全部について、倍率色収差の補正を行うパラメータが埋め込まれているとありましたが、新しいレンズが出た場合はファームアップできる体制になるのでしょうか。
→(こんなの当然斉藤Cマン答えられないのでNikonマン代理回答)
実際にはレンズ情報は使ってないのでファームアップの必要はありません。
実際にはレンズ情報は使ってないのでファームアップの必要はありません。
※このへんは斉藤Cマンの理解が十分でなかったか、Nikonがちゃんと説明していなかったということでしょう。
講師のプレゼンと矛盾したことになったのでちょっと不幸でした。
講師のプレゼンと矛盾したことになったのでちょっと不幸でした。
2.
プレゼンの中でD300は防塵・防滴に対応しているので多少の雨の中でもキニシナイで撮れるようになったとありましたが、レンズのほうの防塵・防滴はどうなっていますでしょうか。
塵・滴から守るべきはボディよりもレンズと思いますが。
プレゼンの中でD300は防塵・防滴に対応しているので多少の雨の中でもキニシナイで撮れるようになったとありましたが、レンズのほうの防塵・防滴はどうなっていますでしょうか。
塵・滴から守るべきはボディよりもレンズと思いますが。
→(斉藤Cマンやや固まったのでNikonマン代理回答)
レンズは防塵・防滴になっていません。
レンズは防塵・防滴になっていません。
3.
ぢゃ、今後は防塵・防滴対応のレンズを順次出していく予定ということになるのでしょうか。
そうでないと雨で撮影はできないですよね。
ぢゃ、今後は防塵・防滴対応のレンズを順次出していく予定ということになるのでしょうか。
そうでないと雨で撮影はできないですよね。
→(引き続きNikonマン回答)
今のところ具体的な予定はありませんが、開発に伝えます。
今のところ具体的な予定はありませんが、開発に伝えます。
→(講師斉藤Cマン補足)
ボディ側は電子系統の部品が使われているので防塵・防滴はやはりボディにあったほうがいいとおもいます。
ボディ側は電子系統の部品が使われているので防塵・防滴はやはりボディにあったほうがいいとおもいます。
4.
たしかに先生のおっしゃる通りですね。ボディ内の電子部品が濡れてしまっては撮影が出来ませんからね。
でも、最近のNikkorレンズはレンズ内に電子部品がたくさん詰まっているのでボディと同等に考える必要はありますね。
(これは質問ぢゃなくてただの感想として発言)
たしかに先生のおっしゃる通りですね。ボディ内の電子部品が濡れてしまっては撮影が出来ませんからね。
でも、最近のNikkorレンズはレンズ内に電子部品がたくさん詰まっているのでボディと同等に考える必要はありますね。
(これは質問ぢゃなくてただの感想として発言)
コトバはこのまんまぢゃないけど、だいたいこんなもん。
それから、質問し忘れた(というか、1人でバンバン質問すると皆さんに迷惑がかかるので適当に空気読んで打ち止めにしました)のですが、プレゼンの中でD300は1200万画素になってシノゴ版フィルムを越えたっていう説明がありました。
(ナニが越えたのかっていうと、話の流れから言ってプリントの引き伸ばし耐性についてと思われる)
(ナニが越えたのかっていうと、話の流れから言ってプリントの引き伸ばし耐性についてと思われる)
まぁ実際にはそんなこたーないだろうと思いますが、どういう計算(またはテスト)でそう思うのか参考に聞いておくべきでした。
それと、新しいズームニッコールは単焦点を凌駕するとか越えたっていう説明があったのですが、これも詳しく聞いとけばよかった。
ちょっとよくわかりませんでしたが、おそらく単焦点よりズームのほうが描写的に上ってことは無いと思います。
ちょっとよくわかりませんでしたが、おそらく単焦点よりズームのほうが描写的に上ってことは無いと思います。
--
会場ではD200、D300、D40の作例(同一構図各1点)が展示されていて、どのカメラで撮ったか比べられるようになっていました。
会場ではD200、D300、D40の作例(同一構図各1点)が展示されていて、どのカメラで撮ったか比べられるようになっていました。
サイズは超大型A1?くらい?
で、Nikonの人は「どの写真がどのカメラかわかりますか?」と何度も尋ねていたのでよっぽど比べて欲しかったんでしょう。
で、当然にしてサクラにはそんなこと解るはずが無い。w
しかし、600万画素でも机上の計算以上に引き伸ばし耐性があることが解ったのは収穫。
実際にこのサイズまで引き伸ばしたことはありません。
このサイズをプリント屋さんに頼むと、1枚で8千円~1万円くらいはかかります。
このサイズをプリント屋さんに頼むと、1枚で8千円~1万円くらいはかかります。
参加者の中にはわかったと思われる人も結構いました。
Nikonの人が正解を発表すると「なるほど~」とか「やっぱり~」という声が聞かれました。
Nikonの人が正解を発表すると「なるほど~」とか「やっぱり~」という声が聞かれました。
で、参加者の1人が「改めてD40の凄さがわかりました~」と漏らすと、多くの人がそれに同意するように大きくうなづいていたのが印象的でした。
おそらく参加者の皆さんはD200のほかD40も所有されている人も多いのではないでしょうか。
メーカーや雑誌が高画素化をあおっている割には、ユーザー側では既に高画素≠高画質というのは解っている感じでした。
--
以上、現場からサクラがお伝えいたしました。