イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

いつも新製品が出ると、発売前にデモ機を借りて試用レポを書いているのですが今回は間に合いませんでした。なんと本日発売日です。従いまして、今回試用したものは製品版と同じものです。画像データもご自由にお持ち帰り下さとのことでした。

富士フィルムさんのフォトサロンには初めておぢゃましたのですが、案内の方が丁寧にガイドしてくれたので助かりました。自前のカメラでFinePixS5Proの姿を撮影してよいか尋ねると、ほかの訪問者の邪魔にならないように場所を貸してくれて、さらに撮影用にチェーンのついていないない物を用意してくれたりして大変よくしてくれました。富士フィルムの印象は元々よかったのですが、さらによくなりました。

で、肝心のボディのほうは事前に報道されていたように、ニコンのD200と同じものになっています。内臓露出計の測光ゲージが左側がプラス(ニコン以外は全部右側がプラス)になっていることや、ダイヤルのタッチもD200と同等です。
違いといえばロゴとD-Range400%のCCDと制御ソフトウェアくらいでしょうか。
マウントも当然ニコンFマウントになっています。お借りしたFinePixS5Proにはニッコールズームレンズのほかに、コシナCarlZeissPlanar1.4/50を装着したものがありました。

このレンズは私自身もM42マウント版のものを所有しているのですが、マウントアダプタを介して使用しているため、カメラに焦点距離や絞り情報が伝わらないためいろいろ制限があったりExif情報が正しく表示されなかったりします。
その点、FinePixS5Proは、レンズ側の絞りリングを廻すとその情報がカメラ側に伝わり、液晶部分に正しく表示されていました。CarlZeissレンズが純正のごとく使えるというのは大きなメリットになると思います。
コシナからは他にもCarlZeissブランドのFマウントレンズがいくつか出ているようなので楽しみです。

とりあえず今日はこんなところ。

肝心の400%Dレンジですが、わざと露出をはずした例も撮ってきたのですが、まだチョット分析できていません。あと、アトリエにグレーカードとカラーチャートを忘れてきてしまったので、今回は正確な測定が出来なかったのが失敗でした。

1.FinePix S5Pro Carl Zeiss Planar 1,4/50
(αSweetD SIGMA17-70mm ISO100 80のF4.5 分割測光 ストロボ発光 影取ディフューザー使用)

2.FinePix S5Pro ニッコールズーム
(αSweetD SIGMA17-70mm ISO200 60のF4.5 分割測光 ストロボ発光 影取ディフューザー使用)

3.フォトサロンの被写体(花)
(1.FinePix S5Pro Carl Zeiss Planar1,4/50 ISO200 800のF1.4 スポット測光 露出=M)