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ソニーから10月27日発売される カールツァイスレンズ Planar 85mm/F1.4ZA を先行試用してまいりました。

銀座ソニープラザのいつものフロアに参りましたが、様子は普段とあまり変わりありません。
目当てのPlanar85mmも正面に鎮座しているようでもないので、係の人にブツがあるかどうかお尋ねしてみましたら展示コーナーの奥のほうに案内されました。
並びにはSonnar135mm/F1.8、70-200mm/F2.8G(いずれもモックアップ)が陳列されており、そこは高級レンズのコーナーという感じがしました。

早速陳列ケースから出してもらうと、これが予想以上に大きい、そして重い。。。
フィルター径は72mmで旧ミノルタ時代の85mm/F1.4Gと同等なのですが明らかに重量級です。
撮影される側から見たら、この大玉で狙われるとさすがに威圧感あるかもしれません。

α100に装着しての試し撮りをお願いしましたら、例によって画像データ持ち帰り不可の能条件付きで
試すことができました。

α100に装着した所の絵は↑のとおりなのですが、見ての通りかなりアンバランスです。
悪く言うと ”レンズにカメラがついている” という雰囲気さえしてしまいます。

やはり、このクラスのレンズはα100のような小型入門機ではなく、造作のしっかりした中級機以上
がしっくりクル気がします。
係の人の話では上位機種を出すとしても時間を掛けて練り上げてくる筈なのでPlanar85mmの発売に合わせて新しいボディも出るということはなく、もう少し時間がかかるだろうとのことでした。
係の人もあまり先の情報は知らされてないかもしれないですし、知っててもこんな雑談程度でポロッと情報漏洩とかも無いでしょうから、新しいボディは気長に待つしかなさそうです。

早速構えてみますとズッシリとその重みを感じることになります。
ボディとの相対的な重量バランスから ”これはボディよりレンズが重いな”ということは容易に推察できることでしょう。

カタログ値の重量ではα100が単体で545㌘、Planar85mmが640㌘となっていました。
ちなみにキットレンズのDT18-70mmは235㌘で、Planar85mmはそれより2.7倍以上重いことになります。

α100の電源を投入しますと、レンズがギュルギュルと少し動きました。私はこの動作で激しく勘違いしていたことに気がつきました。
Planar85mmはSTF135mmのようなマニュアルフォーカスのレンズだと勝手に思い込んでいたのですが、Planar85mmは完全AF対応で使い勝手は他のαレンズと全く変わらない事がわかりました。
実際にシャッター半押しでAF合焦することを確認しました。当然ですか。。。

ココの会場はいつもながら大した被写体も無いのですが、絞り値とピン位置を変えながら十数カット撮影し、液晶画面の拡大でフォーカスポイントとアウトフォーカスのボケ具合などを確認しました。
画像ファイルの持ち帰りが不可なので十分な確認は出来ませんが、前ボケ、後ボケともスムーズな印象です。

↑の例は場内でプリントした物を更に自宅でスキャンしデジタル化したものですので、実際の写り具合とはかなり異なりますのでご了承ください。