イメージ 1

露出を顔に合わせるとカーテンが全飛び、カーテンの階調をとると顔がかなーり暗くなってしまう場面でした。
しかもカーテンの向こう側は野暮な景色になっていたので、全飛び一歩手前の状態にして整理してしまう必要がありました。ストロボをうまく使うとで両方生かすこともできたかもしれないのですが、私にはストロボを使いつつもそこまで目論見どおり決める技量がありませんでした。

やむを得ず、撮影時はカーテンにほうにあわせて現像時に顔の明るさを回復することにしました。
撮り方はいつもと同じスポット測光+マニュアル露出ですが、念の為±1/3段のブラケット撮影をしています。

で、しばらくの間、適当な処置方法がわからなかったので放置していたのですが、SILKYPIXでトーンカーブを調整すると画質を落とさずに修正できそうでしたのでやってみました。

カーテンは辛うじてカーテンであることがわかる程度に残り、顔のほうは不自然でない程度の明るさに回復できました。トーンカーブはもっと応用的な使い方ができそうです。

α-SweetDigital AF85mm/F1.4G ISO100 400のF2.8 -1/3EV
(モデル 香月彩)