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液晶画面はとてもきれいで見やすいです。ソニープラザの♂スタッフの説明によると画面のサイズはα-SweetDigitalと同じで、画素数が上がっているのとコーティングが変わっていて太陽光の下でも見やすくなっているとのことです(↑の写真に写っている手は説明してくれた♂スタッフの手です)。
画像の拡大倍率もだいぶアップしているようでしたので、これならポートレートではシビアなピントチェックもある程度までは液晶画面でやってしまえるような感じでした。

それから気になっている白とびしやすい特性についての対応ですが、ISO感度を設定するメニューから200Hiというのを選択すると、多少暗いところが潰れやすくなる代わりに、明るいところはできるだけ粘るように設定できるとのことでした。
これはα-SweetDigitalにもあったような気がしたのでその場でそのメニューを出して「これと同じですか?」と聞いてみたところ、なんと基本的には同じという回答。
これは知りませんでした。この設定の意味を正しく理解していれば、過去に生産した膨大な数の白とび画像のかなりの部分は救えたのではないでしょうか。インプレとは関係ないですが勉強になりました。
ちなみに80Loという設定を選ぶと白飛びしやすい代わりに暗いところを潰れないように粘る設定というのもあるそうで、これはα-SweetDigitalでも実装されています。

で、更にそれとは別に画像処理でDレンジオプティマイザという新しい機能があり、白とび・黒つぶれを抑えることができるようになっているそうです。サンプル画像を見せてもらった限りでは逆光で顔が暗くなっている画像がレフ板を当てたように明るく写っていましたが、本当にそのようになるのかは自分でやってみないとまだ信用できません。
また、これを有効にするには厳しい条件があるので注意が必要です。
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※ Dレンジオプティマイザー機能は以下の場合では機能しません。
  ●露出モードがMモードの場合
  ●測光モードが中央重点平均測光またはスポット測光を選択している場合
  ●RAW またはRAW+JPEGで撮影する場合
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私の撮影方法では露出Mモード、スポット測光、RAW撮影であるため、まるで正反対の使用条件ですので、残念ながらこの機能を使うことはないと思います。

レンズのほうもいくつか展示してあり、試すことができるものもありましたので、持参したα-SweetDigitalにAF50mm/F1.4を装着して試写してみました(↑の写真がそれです)。
この場面では被写体もα100くらいしかなく、ライティングも十分ではなかったのでレンズそのものの評価をするまでには至りませんでした。また、プラナー、ゾナー、旧ミノルタGレンズなど、今回発表したラインナップの目玉とされているものもモックアップであったりする為に試すことはできませんでした。

モデルは ソニーα100さんと、DT 18-70mm/F3.5-F5.6/SAL1870さんです。
撮影機材はα-SweetDigital AF50mm/F1.4(ソニー新レンズ)
撮影設定は ISO100 250のF1.4 スポット測光 マニュアル露出設定 マニュアルフォーカス