認知行動療法知ったかぶり 4 | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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人の感情(例えば悲しみ)を生じさせるもの

が自動思考(例えば、私はダメな人間だ)と

いうものだという。

また、自動思考を生む原因がスキーマだと

いう。

そして、スキーマに外的刺激や「推論の誤り

」が加わって、自動思考がいくつも生じるら

しい。

であるから、自動思考の発生原因である「推

論の誤り」を直すことで感情を変え、行動に

変化を起こそうというのが認知行動療法の基

本らしい。

では、「推論の誤り」とはどのようなもので

あろうか。

前回に引き続き説明してみる。(今回で最終)

8.「~すべき」とか「~すべきでない」と考

え、そうしないと罰でもうけるかのように

感じるすべき思考

9.「自分はだめ人間だ」のように極端な形で

一般化してレッテルを貼ってしまうレッテ

ル貼り

10.よくないことが起きると何でも自分のせ

いにしてしまう個人化。

8-10はかなり重要で、特に8と9は重要

だとされている。

すべき思考は「ねばならない思考」とも言わ

れているようだ。

因みに私も、「ねばならない思考」にとらわ

れがちなところがある。

こういう時は、対処法の「だったらいいな思

考」に切り替えるようにしている。

また、「レッテル貼り」もよく起こりがちな

ものだといわれている。

ここまで説明した、「推論の誤り」を直すこ

とで自動思考やスキーマを改善できれば感情

を変えていけそうだ。

当然、悲しいとかの感情が変化すれば行動も

変わると思われる。

ごく簡単にいえば、気持ちの持ちようで行動

を変化させられるという感じであろうか。