認知の誤りを正す その4 | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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認知行動療法の手法の一つに「認知の誤りを

正す」というのがある。

 

例えば、ものごとを白か黒かのどちらかで考

える全か無か思考をやめるというのがある。

このことについては、中間地帯にあるグレー

ゾーンの存在を容認することが必要になろう。

また、あいまいさの容認も必要であろう。

その他にも、「~すべき」とか「~すべきで

ない」と考え、そうしないと罰でもうけるか

のように感じる「すべき思考」がある。

これは、別名「ねばならぬ思考」とも呼ばれ

るものであろう。

何かをしなければならないと考えると、重く

辛くなる。

これは、○○だったらいいなと考える「だっ

たらいいな思考」への切り替えが効果的とい

われている。

最後に、「自分はだめ人間だ」のように極端

な形で一般化してレッテルを貼ってしまう「

レッテル貼り」。

これは、自分の良いところを見出すことで解

決可能だ。

また、自己効力感を高めることでも解決可能

だと思われる。

自分が誰かの役に立っているとか社会に役立

っていると思うことを見出すことで解決可能

だ。

ある部分で、失敗したとしても基本の自分が

無くなるわけでは決してない。