企業のニーズ(例えば事務職に求める素質や
性格や適性)を知らずに、自分本位なアピー
ルをしても売れないのはマーケティングと同
様で、ニーズの把握が重要ということ。
職種によって企業のニーズは異なる、自身の
アピールポイントを適合するように変換する
必要は高い。
例えば、事務職として数十年の経験があった
としても販売職に応募する時には、自身の経
験の中での接客的な要素強い受付や電話応対
や事務要素の強いもので販売と接点のある在
庫管理や伝票整理や領収書・請求書発行など
をアピールするのが得策だ。
更に、人事系の経験があるとすれば、それも
アピールの要素にするべきだ。
何故なら、販売の現場では人の出入りが激し
い可能性が高く、その不規則な時間管理も要
求されることも多いからだ。
このように、過去の経験や、その経験からく
る強みのアピールは応募する職種や業種にマ
ッチするものついて行うべきだと考える。
もし、マッチしないものを並べ立てるとする
と、物事の整理能力に欠ける、単なる昔自慢
の好きな人物と思われる可能性は高い。
企業の人事担当は忙しく、現代では多くの業
務を複層的に担当しており、一人一人にかけ
る時間は、そう多くはないのが実情だから。