コロナ禍の今、社会で必要なこととそれほど必要
でないことがはっきりしてきたのではないかと考
えている。
社会に最も必要なものは、生きるために必需なも
のだ。
例えば、食料を筆頭とした日用品は必須だと思う。
そして、この関連の業界は前年並みの業績で推移
していよう。
また、エッセンシャルワーカーと呼ばれる医療・
福祉の関係者や清掃、運送関連の人たち及び社会
のインフラの維持、整備に従事する人たちは現在
の状況では不可欠で最も重要だと考える。
一方、どちらかといえば不要不急ことの多いサー
ビス業は現在の状況下、壊滅的な打撃を受けてい
よう。
こうした状況は、全社会の6割程度の市場規模の
サービス業の不振をもたらし、その関連の企業に
も大きな打撃となっている筈だ。
更に、AIの発達により将来無くなると予測される
仕事の消滅も今後の課題だ。
従って、こうしたコロナ禍の大きな影響の下での
今後の世界や日本のありかたをきちんと考えなお
すことが今求められている喫緊の課題といえよう。