成長する部下とは その2 | キャリア・カウンセラー札幌のブログ

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過去のブログより。

 

過去に大手メーカーの支店で仕事をした時の

ことだが、仕事上の理由で臨時の職員の女性

を採用した。

その人は採用時点では全くパソコンがいじれ

なかった。

仕事上の必要があり、事務仕事を覚えてもら

ったが、あっという間に上達し、半年後には

エクセルを使った資料を任せられるほどに上

達した。

このことは、それだけでも本人の努力と精進

を示すものと言えよう。

しかし、この人は、それだけの人ではなかっ

た。

ある事情で、前に2名体制でやっていた仕事

を、1名体制で行ったことがある。

にもかかわらず、業務に精通するようになっ

たとともに2名体制を補うべく頑張り、相手

先の会社からの評判も上々であった。

特に、業務上一人で相手先に出向き、仕事を

することが必要だったが、このことに臆する

ことがなく自分でスケジュール管理しながら

遂行していった。

事情があり私が退職するまで3、4年一緒に

仕事をしたが彼女の成長ぶりはすさまじかっ

た。

いままで接した部下の中で一番の人であった。

 

女性活躍が待望されている社会では、こうし

た自分の仕事を自分で組み立てられる人材が

求められていよう。

受け身の姿勢を捨てることが求められている。