2004年にある機関が行った若者へのイ
ンタビュー調査の結果を中心としたレポー
トより。
現在の若者たちの状況の改善のために、イ
ギリスのコネクションズ政策から引き出せ
るヒントは以下のようなものだという。
・運営は地域に任せられている
行政や民間・NPOなどの地域のステー
クホルダーや若者の代表が共同し運営主
体となる
・サービスはパーソナル・アドバイサーを
通じてのアドバイスやガイダンス
また、各コネクションズの支援の質・効果
について監査を実施するのが、政府から独
立した機関である教育水準監査院(OFST
ED)だという。
こうした、相談中心の個別対応が有効であ
ることは日本でも確認されている。
支援の質を高めるためには、こうしたアド
バイサーの質と運営自体の質を高めていく
仕組み作りが重要であろう。
このようなアドバイサーの質の向上に有効
な方法の一つが、スーパバイズであろう。
自身が教育を受けた時のカウンセリング能
力の質の維持向上は日常的に実施されるべ
きものと思われる。