仕事の遂行には必要不可欠なものが沢山あ
る。
企業だと経営企画を筆頭とした企画の部門
が行なうプランニング、実行のための予算
やスケジュールの決定、誰がやるかを実行
部隊が精細に決めなければならない。
こうした過程が、どんな下らない、小さな
仕事にも必要だ。
これの理解がないところに仕事は成り立た
ない。
一方、社会貢献はそう簡単ではない。
こういうことを考えたり、語ったりするだ
けなら万人に可能だ。
そして自分の言葉や少しの行動に自己満足
し、その継続の大変さを回避しがちだ。
継続し続ける努力を知ることもなく新た
な興味の対象に気を移し腐心する。
いずれにしても、社会貢献のための仕事を
する時には、理念や趣旨に始まり、活動の
具体的な内容の決定、活動のスケジュール
化と活動の持続は最低限必要になる。
そして、これを実行する人々の協力が必要
になる。
自分中心の思い付きを語り、周囲の理解を
得ることもせずに一人で突っ走っても、そ
の行動や活動は、いつも尻切れトンボに終
わり、あとに何も残らないに違いない。
こういう人々は多分、同じ道を生き続ける
に違いない。