カウンセラーの陥りがちな傾向とは以下の
通りだといわれている。
・解答先にありきで、話をよく聞かずに先
回り
・自分の経験から話す
・とにかく相手の役にたとうとする
・すぐに助言や指導に入る
・助言や指導に夢中で、自分ばかりしゃべ
り、自己満足、相手には不満が残る
・自分が経験した類似の問題を考える
・自分の価値観、偏見、体験をもって話を
聞いてしまう
・心配事があって注意がそれる
これらのことは、傾聴や聴く技術の徹底か
ら、それたところで起きがちだ。
カウンセラーの自己一致の理解不足でも起
きがちだ。
また、終盤の「方策の実行」などの局面で
も自分が経験した類似の問題を考え、その
解決法の提示をしたりする可能性もある。
極初歩的なところでは、心配事があって注
意がそれるようなことも起こりうる。
従って、カウンセラーは日常的に円満な家
庭生活を送り、平常心で業務にあたるべき
だ。
その他の項目も経験を積んだカウンセラー
には、よく理解できることばかりだと思わ
れる。