慶応大学の花田教授の講演資料より。
アメリカでは、GE、GOOGLE、GAP
といった企業で従来型の目標管理のウェ
ートを抑え、自律型対応の個人の評価を
重視する傾向になってきている。
従来の短期的な成果の評価に加え、以下
の項目が評価の観点になっているという。
・個人が能動的主体的に行動しているか
・個人が保有する多様な力を発揮してい
るか
・保有している力の拡大に努力している
か
・ソシアルキャピタルという支援・他者
に対するお役に立ち度を積極的に評価
する動きへの対応があるか
・短期目標の達成にフォーカスをあてす
ぎず、ストレッチング目標・チャレン
ジ目標に対する努力と積極的な行動プ
ロセスへのコミットメントを積極的に
評価しているか
また、GOOGLEではチャレンジと自己
成長が新パフォーマンスのキーワードに
なっているともいう。
つまり、自主性や能力の発揮や拡大に努
めているかが現在の成果に加えて求めら
れるように変化しているように思われる。