過去の面接で企業研究をしっかりしたために成
功したことは多い。
業界や商品研究を数日かけて行い、そのことを
説明したことが効果的だったこともある。
大概、相手の企業のオーナーは中小企業である
自分の会社を熟知しているとは思っていない。
そこに、その会社の製品を調べたり、取扱いの
状況を調査し、熟知して面接に臨むことで応募
している競争相手との差別化を図ることの効果
は大きい。
また、こういう例もある。
数十人のライバルのいた選考で勝ち残った人の
話だ。
いくつもの質問の中に、企業に関する知識を問
うものが幾つかあったという。
その人は、面接の数日前から該当の企業のホー
ムページを熟読し、関連する業界のものも参考
に良く見たという。
そして、後日談として自分の上司になった人か
ら合格の決め手の話しをされたという。
それは、企業の事業内容について詳細に語った
ことが評価され、他の応募者よりもはるかに詳
しく語ったことが最終判断の決め手になったと、
面接担当者であった上司から聞かされた、との
ことであった。
ふたつの事例が物語るのは、企業の知識は出来
る限り持って面接には臨むべき、ということだ。