若年者の就職支援のポイントはかなりの比
率で「方向性が定まっていない」「自分の
やりたいことが見つけられない」「目標な
んか持っていない」というタイプが存在す
ることを踏まえたカウンセリングを行うこ
とである。
求職活動のマニュアル本等に良く見受けら
れる「自己理解」「自己分析」が出来ない
ことで、自身喪失する学生が多いのも、良
く聞かれることである。
そうしたことで、自分自身を否定的にとら
えてしまわぬように導く必要性も高い。
若年者支援に必要とされることは性急に結
論を出そうと焦らないことや若年者にじっ
くり考えさせるように待つ姿勢などであろ
う。
であるから、公的支援の場が比較的時間の
制約をしないことや就職などのゴールイン
という成果を評価しないことは結構なこと
だと考える。
しかし、現場では「お手軽マッチンガー」
や自分の考えの押し付けの得意なものが跋
扈しているのも否めない。