5、6年前のブログより。
キャリアカウンセリングの現場にいて思う
ことを以下に書きます。
最近の求職者の動向を見ていると在職者と
離職予定が決まっている人が多いと感じま
す。
また、もう一つの特徴はやることが分から
ないという人達が増えていることです。
(どちらかというとフリーター、ニートに
多い)
後者は、自己分析や職業理解をまず必要と
する場合が多いと思います。
その後に、職業を決定し、必要なスキルや
資格を知り、場合によって訓練を受けたり
通学することで、不足するスキルを補完し
て、その後で応募していく必要があります。
退職者や離職予定者は、過去の職種の踏襲
の有無で、全く対処法は異ります。
踏襲する場合は活動自体はさほど難しくは
ないでしょう。
しかし、踏襲しない場合は、前項で述べた
やることが分からない人達の対処法と似て
いて、自己分析や職業からスタートする必
要があり、就職決定まで、かなりの時間を
必要とすることがほとんどです。
方法論としては自己分析をしっかり行うこ
との推奨と実践のサポートとカウンセリン
グの並行実施です。
その後で、職業理解のための方策の実施な
どが必要になってきます。
これらの離職予定者へのカウンセリングや
、やることが分からないという人達へのカ
ウンセリングは若年者のカウンセリングの
主流であることは当分変わらないでしょう。
ということは、5,6年前の手法が今も有
効だともいえるのではないでしょうか。