7月7日の「リクルートキャリア」の発表
では、今年の大学生の6月末の就職率は7
3.2%で前年同期比で11.9%低いと
のことであった。
コロナの影響で長期化し、前年より1ケ月
遅れているとのことだ。
このことは、ある意味で出遅れ気味の学生
にとっては救いだ。
じっくり職種や企業を選択して、これから
活動を本格化するチャンスと捉え、再活性
化するとよい。
若年者支援の時の経験からいえば、国立大
学出の俊才が必ずしも就活勝者になるとは
限らない。
中には、エリートコースから就活を機会に
脱落する学生も存在するのだ。
多分、この原因の一つは「就活理解」の不
足ではないかと思う。
就活の大きなポイントは「書類」と「面接」
。
これは、ここ数十年間、変わっていない。
であれば、この2つの重大な要素をいかに
上手く乗り越えるかに絞って準備し対応す
るかに腐心することが就活勝者への道とい
えよう。
極簡単にいえば、企業のどこで自分のどう
いう強みを活かして、どういうことができ
るのか(将来可能な仕事や成果が明確化で
きれば最高)を明確に書き、面接で明確に
伝え更にコンピテンシー面接の準備をしっ
かりして臨めば内定確率は上がる。
もう一つ付け加えるならば、応募企業ごと
の経過を記録しておき、複層するスケジュ
ールを自己管理することだ。
最終的に入社する企業は1社。
その1社が、手抜きで合格できるとは思え
ない。