俺には逃げ場はない

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自殺

どこにも逃げられない

全部が俺の中で
ぐるぐるぐるぐる

生きているようで
少しも生きている
心地がしない

理想 妄想 理想 妄想

でもそれでも
ただ生きてきた

耐えてきた

でもそれの状態は
病死するまで変わらない

そう考えてる俺を
蔑む周りの目線も

気持ちの整理ついたつもりなのに

やっぱり
一番の恋人にも
一番の友達にも
おれはなれないと思った。

なれるわけがない。

理由は大体知ってる

そういう順番とか
いちいち気にしてるから。

誰にそういわれても
自分に言い聞かせても…

はあ…。

この世にはいろんな人がいて
必要のないひとはいない
「かす」なんていない。きっと俺も。

それしか知らない。
みんなはそれを
きれい事だという。

きれい事きれい事って
すぐに切り捨てるな。

おれはそれを証明したい。
孤独な戦い…

戦死してもいい。

こんな考え方も
皆は痛いという。

それでもいい。

それでもいい…

俺のほうをむいて笑ってくれ…

みんな違う方向見て大笑いしてて
俺はそれを横で見てるだけ

俺のほう見てるときは
愛想笑い

苦笑い

軽蔑するような目

誰も俺を認めてくれない
誰も見てなんかない

誰かに悩みを聞いてほしい
なんて思ってみるけど

その誰かがいないことにあとで気づく。

みんな怖い…

もう…だめ…なのかな…