羽田から鹿児島、静岡を経由して仁川へ。
ソウルで何をしていたかは別立てで。
「仁川空港から、金浦空港にやって来ました。」
そういえばターミナルビルの以前ショッピングモールだった部分、国際線ターミナル拡張のための閉店と聞きましたが、その後一向に進展があるように見えません。
「ところで僕たち、頑張ってるよね~」
「だからやっぱり、ご褒美っ!」
「KEラウンジのパンは、結構好き。」
「何、贅沢してるんでしょうね~」
「実は、次への伏線らしいですよー。」
これが、タイトルのカニを目指すための序章なのさっ。
(どうやら、ようやくスタートラインに立ったみたいです。)
出国手続きを終えると、搭乗機が既にスタンバイ。B787-8(JA826J)です。
なるべく背景が写らないよう心掛けているのですが、PBBの一部くらいは見逃して欲しいなと…
B787-8で向かうのは、
10月 JL094便 金浦19:20⇒21:30羽田 B787-8 (JA826J)
さあ、羽田に帰りましょう。
今回も宜しくお願いいたします。
「ドアモードをオートマチックにして、相互確認っ!」
「出発準備、完了しましたっ!」
「それでは、行ってまいりまーす。」
夜間の離陸に備え、機内の照明を暗くします。
この機内の減灯って、便により様々な感じがします。現場判断なのでしょうか。
まあ、これだけ暗くして貰えると、外が撮りやすいというメリットがあります。
実はこの時カメラの調子がおかしくて、こんなアーティスティック写真の連発に。
JL094便は金浦空港14L(多分)を離陸します。
後から気付いたのですが、カメラの設定が知らぬ間に動いていただけでした(笑)
アンコリがエンジンカウルに映ります。
背景は… 何処かなあ(ちょっと白々しい(^^ゞ
しかし、あっと言う間に雲の中。
ベルトサインが消え、照明が戻ったので、機内探検に出発。
「駐機中じゃありません、飛行中です。
Dコンに、お客さんがいませんっ!」
「Bコンも、ご覧の通りっ!」
CAさん情報によると「客乗が1名で足りてしまう乗客数」なのだとか。
何時も混んでいる羽田-金浦線の、旅客定員186名のB787-8(E01)が、JALグループで一番小さな飛行機、サーブくんに収まってしまう乗客数とは…
中夕(ちゅそく 中秋)の時期なので、往路は韓国からのお客さんで一杯だったそうですが、あんな事やあんな事の影響なのか、団体のキャンセルなどもあり、こんな状況になっていました。
CAさんは一様に「この路線でこれだけ空いているのは初めて」と仰っていました。
確かに社会情勢は無視して良いものではありませんが、この空席(そして往路とのあまりの違い)を目の当たりにすると、何とも複雑な心境になってしまいます。
「難しいお話はともかく、ぼくたちも1席使えますっ!」
オトナの事情はともかく、Cクラスを2席占有という、滅多に無い贅沢を享受する事が出来ました。実はそっちのほうが単純に嬉しかったりして(笑)
国際線のお楽しみといえば、やっぱりお食事。
白菜と味噌そぼろのトマト餡、すき焼丼という素敵なメニュー。
「デザートの和三盆プリンは、ぼくのものっ!」
「あれー、また飲んだくれてますっ!」
「偉そうな事言っても、結局これです。」
「ま、毎度の事みたいですけどね~」
おーい、悪口聞こえてるぞー。
別に良いだろ~、これが今日の最終便なんだから。
こんな事をして過ごしていると、
「当機はまもなく着陸いたします。」
「シートベルトをいま一度、ご確認ください。」
「しろたんズも着席いたしますっ!」
おっと、もうそんな時間ですか。
羽田周辺は、かなり強い雨が降っているようです。D滑走路を越え、
RWY34Rに着陸しました。
乗客が少ないためか、沖止めスポットへの到着でした。
「カリメロ」エンジンを間近にしたりして、個人的にはラッキーなんて思います。
また、バス到着口は入国審査場に近いので、歩く距離が少ないというメリットも。
けっして離島路線ではありません(^^ゞ
「ようやく、羽田に戻って来ました。
でも、まだ続きがあるみたいですっ!」
とまあそんな訳で(どんな訳だ?)、
まだ、つづきます。