アイマスSS

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短い時間でパッと読めちゃうアイマスショートストーリーです!

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~事務所~

雪歩「…」

千早ちゃんが姿を消してから1週間が経った

突然のことでみんな困惑してしまっている

春香「千早ちゃん…今日もいない…」

伊織「全く…プロとしての自覚が足りないのよ!」

やよい「い、伊織ちゃん…千早さんはきっと理由があって…」

真「伊織も本気で言ってるわけじゃないよ」

律子「プロ意識はこの中じゃかなり高い千早が連絡もなしにいなくなるなんて…」

小鳥「捜索願を出しても見つからないなんて」

美希「…」

雪歩「美希ちゃん…何か知ってるの…?」

小声で話しかける

美希「さぁ…美希から逃げたんじゃない?」

雪歩「そんな…!千早ちゃんは逃げたりしないよ!!」

春香「雪歩?」

雪歩「あっ…な、なんでもない」ダッ

ガチャン!

私は事務所を飛び出した

雪歩「ハァハァ!」

どこに…どこにいるの…

雪歩「ハァ…ハァ…」

雪歩「千早ちゃん…」

ここで速報です

雪歩「…?」

たまたま通りかかった電気屋さんのテレビに私は目を移した

男性の遺体が見つかった事件ですがアイドルの如月千早さんを容疑者とすると警察が発表しました

雪歩「…え?」

~事務所~

春香「なにこれ…」

律子「千早…よね…」

やよい「え?どうゆうことですか?」

真「わからないよ…」

美希「そういうこと…」ガチャン

小鳥「美希ちゃん…?」






雪歩「こんなことって…嘘だよね…」

美希「本当だと思うよ」

雪歩「美希ちゃん…」

美希「千早さんが殺した男の人…多分父親なの」

雪歩「まさか…!」

美希「やっぱり呪われてるんだよ」

雪歩「私たちに迷惑をかけないために…」

美希「これから警察は千早さんを本格的に探し出すの」

美希「見つかるのも時間の問題だって思うな」

雪歩「どうすれば」

美希「千早さんは捕まらないよ」

雪歩「え?」

美希「千早さんに捕まる気があっても髪が全てを蹴散らす」

雪歩「じゃあもし警察が千早ちゃんを捕まえようとすれば!」

美希「返り討ちにされるのがオチなの」

雪歩「ッ!」ダッ

美希「どこに行くの?」

雪歩「警察より先に千早ちゃんを見つける!」

美希「無理だよ…そんなの…」

雪歩「でも!」

美希「もうアイドルできなくなるんだよ?」

雪歩「それは…」

美希「犯罪者を庇うんだもんあたり前だよ?」

雪歩「構わないよ…アイドルができなくなっても…千早ちゃんに会えるなら…!」

美希「あぁもう!わかんないかなぁ!?」バッ!!

雪歩「…え?」

美希ちゃんが私の腕を力強く掴む

雪歩「い、痛い…!やめて!」

美希「千早さんは雪歩でも警察でもない!美希が見つけ始末する!」

雪歩「い、嫌ぁ!」

美希「邪魔をするなら今ここで…雪歩を!」

雪歩「あ、あぁ…」

美希「覚悟するの…!」ギギギ!!!!








美希「ああああ!!」ギギギ!!!

雪歩「…え?」

「悪いけど」

「覚悟をするのはあなたよ」






千早「美希!」

美希「ち、千早さん…!」

雪歩「千早ちゃん!」

美希ちゃんの手は私を離していて

代わりに千早ちゃんの腕が美希ちゃんの腕を強く握っていた