みなさんこんばんわ。
那須頭をスゴい勢いでリクエストされている那須です。
アレ、次はいつやる事になるんでしょうね。
ホントに急にフラれるので、僕には制御できんのです。
さすがにエリトピをガシラで読むことはないと思いますが、
やっぱどんときたよかなぁ。ああ、心配だ。
さてさて、今週の情報局で放送されているとおり、
11月27日、ほらどキウイマラソンに出場してきました。
何ともふがいない結果に終わってしまったのですが、
せっかくなので、今回は、その舞台裏を小説風にお伝えします。
(走ってる最中の画像が無いので、文字でってだけの話)
まずはスタート前の画像。
清水部長と、他部署の鈴木さんと一緒です。
この時は当然ながらやる気マンマン。
「番組として成立させながら50分切ったるわ」的なノリでした。
そしてスタート地点へ向かったその時、
全体に流れるただならぬ空気を感じてしまいました。
「うん、結構みんな、本気やね。」
そんな自分はサンタの姿。
知らない間に小動物の足取りで最後尾へ向かっていました。
日本人らしさが前面に出ました。
そしてスタート。
陽気なサンタを装い、どんときたよホッカイロを沿道にプレゼント。
しかしここで、最後尾を示す車に追い抜かれるハプニングが発生。
「失格になる!」
慌ててダッシュして難を逃れます。
そして、スタート地点から500メートルほどのところでサンタ服脱衣。
身軽になったものの、見事なまでの最後尾。
このままでは完走の前に失格になるという事で、
ムリなペースで遅れを取り戻します。
このムリがたたり、いつものランニング以上に息が上がります。
ゆるやかな上りが死ぬほどツラい!呼吸もままなりません。
そんな状態で3キロを過ぎたところで、目の前の光景に愕然とします。
「キウイマラソンには、心臓破りの坂がある」
噂には聞いていましたが、はっきり言って想像以上でした。
美濃市の港町の坂が続く感じ(分かる人には分かるはず)。
坂を上り始めた瞬間、「パキッ」と心が折れる音が聞こえましたが、
歩くのだけはイヤだと思い、何とか上りきりました。
人生で6番目くらいにがんばったと思います。
自分を褒めてあげたいです。(by 有森裕子)
ここからは正直、自分との闘いでした。
完走には、6.5キロ地点を50分以内に通過する必要があって、
プレゼントを配ったりで時間をロスした自分には微妙な時間でした。
ペースを上げて、何とか時間内に通過できましたが、
そこからもゆるい上り坂が続きます。
そして問題の画像。
これは、最終コーナーの茂みに予め顔料を置いて、
ゴール直前に塗りたくったという、いわゆる力技です。
ただ、その付近には係員の方がたくさんいらっしゃり、
「おい、アイツ何やっとるんや、大丈夫か。」
「日焼け止めを塗っとりんさるんやねーか?」
「もう最後やろ。何で日焼け止め塗るんや。」
「それにしても量多ねーか。真っ白になっとるぞ。」
という会話がずっと聞こえていました。
これ以外にも、カメラ担当の橋本さんや藤田さんが、
結構な距離をカメラを担いで移動していた事や、
最後に多分70代くらいのおじいさんに抜かれたりしました。
あの3分間のVTRの裏にある、人間ドラマでした。