三浦春馬くんにメッセージが送れる
サイトが出来ていた。
迷わずわたしは指を走らせた。
私は三浦春馬くんを一途
応援していたものではない。
言うなれば にわか、ミーハーだ。
恋空を映画館に観に行った
中学生のあの記憶は今も忘れられないし、
14歳の母という衝撃的なタイトルの
ドラマも世代ど真ん中だ。
姿、形、発言
そのどれもに
彼の人柄や、素晴らしさがにじみ出ている
春馬くんを嫌いなひとなど
いないと思っている
彼の訃報を聞いてから
時が止まるとは
このことかと衝撃をうけた。
さまざまな憶測が飛び交う中で
どうにかこの結末に
理由をつけたくて憶測を信じようとする
自分がいた。
毎日のように流れる春馬くんのニュースに
コメンテーターが、コメントをつける
なんだか
違和感を感じてテレビを消した。
まだ私は追悼なんてできない
なんでみんな追悼できるんだろうか
春馬くんのドラマや、曲を聴いて
気持ちを落ち着けて過ごしていたある日
SNSで春馬くんと交信したという方の
投稿をみた。
『彼はいま、幸せだと言っています』
今まで納得できなかった気持ちが
すこし府に落ちたきがした。
正しいかなんてわかりませんし
交信なんて
信じられない話かもしれませんが
なぜだかわたしは
この一文に納得していたのです。
貴方が温かい布団で寝て
美味しいご飯をたべて
大好きなひとに囲まれて
幸せに過ごしてくれたら
それが1番良いのです。
私は、遠くから
応援していただけで
春馬くんへ
声を届けたことがなかったのが
心残りでした。
もう遅すぎる
このメッセージを送ることで
自分の気持ちに
踏ん切りをつけたかったのです。
はじめて
追悼することができたのです