こないだまた、いしかわじゅんのこの本を買った。
また、というのはこれで3冊目だからだ。
文庫本も手元にあるのだけれど、標準サイズのこの本もいい。
値段は高くない。200円だった。
同じ本を買うのは、また、この本が必要となる人が出てくるだろうということを予感して、のこと。
↑コレがそうです。
漫画の評論、書評の本なのだけど、筆者のいしかわじゅんは当時の売れっ子(95年初版)作家とか、歴史的名作をとても丁寧に讃えたり、クサしたり、している。回りくどくなく、実にシンプルに言い表している。
名著だと思う。それも、かなり。
表現というものに関心がある方、また表現とは何かを探っている方は、これは読んだ方がいい。
特に、当時ヒットを飛ばしていた柴門ふみ(「あすなろ白書」など)の見誤った発言を糾弾したところは、何度も読み返してます。
ここの部分は、自分にとってとても大切。作家、表現者の怒りが見える。
ブルーハーツ、RCサクセションという日本を代表するロックバンドを、あろうことか、ひとりの漫画作家が公の場で完全に見誤った言い方をしている。
それも、実態とかなり、ずれている。
これはロックが好きなヒトなら、いまだに衝撃を受ける記述じゃないだろうか?(自分が発見して驚いて、知り合いに見せたら同様に驚いてましたから。)
というわけで、この本は自分のブログを読むヒトなら必ず楽しめるはずなので、未読の方は近所のブックオフなど探してみてください。
Android携帯からの投稿