朝6時だ
いろいろ考えて 眠れななかった
いや 考えても 考えなくても 眠れない
そんなことは どうでもいい
大切なのは ここを去るべきか留まるか
ソラナックスから離れるのは 無理だろう
若者はまだ寝てる
そういえは昨夜 寝られないといってナースステーションからお薬をもらってたな
薬切りにきてんじゃあないのかな
煙草でも吸うか
病院は2階建で俺は1階にいる
喫煙所は 有難いことに各階と受付前にある
喫煙所が3つもある
不思議な病院だと思いながら 朝の喫煙所にいく
おじいちゃん二人が丸いすに座り 美味しそうにプカプカ吸っている
多分アルコールの人なんだろうなぁ
虚空を眺めている目に生気はない
吸殻でいっぱいになった灰皿からは煙がたちこめ
ペットボトルの水をかける
もし このままいるとしたら 減薬開始は三日後だ
薬は昨日入院時の 1日の量0.4を2.5錠から減らす
今は 離脱症状らしきものはない 苦しいのはソラナックスが手元にないということだ
すげぇ 辛い
それに耐えられるか
今は何故か 薬の渇望がない
今日1日頑張っていてみるか
灰皿に水をかけると 煙がすごい アルコールや薬物は 身体に入れるものを断っているわけだから
代替として煙草にいくのは当然であろうし 病院側もわかっているのだろう
朝食と朝のミィーティングまで時間がある
部屋に戻るか
今一度
灰皿に水をかけると煙があがった