善玉菌と悪玉菌 | 健康ってこんなにも維持が大変!

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たとえば善玉菌が減ってしまい、悪玉菌の方が数を上回ってしまうと、有害な物質を出していったり、腸に残っているものを腐敗させてしまいます。善玉菌も悪玉菌も実は当たり前のように腸の中に住んでいて、健康な状態であれば、悪玉菌は何もしないでそのままいるだけの菌です。
本来の状態である善玉菌が多い腸であれば、悪玉菌の役割であるビタミンの合成や感染症に対する防御の働きだけをしているのです。
このような知識があると、一概に悪玉菌を無くしてしまい、善玉菌だけにする、ということもあまり良いことではないということをおわかりいただけるでしょう。
このようなことを悪玉菌が主に起こしてしまうので、その働きを抑え込むためにも、善玉菌を増やしておくことが健康のためには必要になってくるのです。
そこで脂質やたんぱく質の多い食品を摂るならば、同時に食物繊維やオリゴ糖が含まれている野菜も摂って、善玉菌のエサを与え増やす必要が出てくるのです。
また腸の中は善玉菌だけでは栄養吸収や分解、ビタミンの合成、感性症の防御がうまく行えないわけですから、バランスが大事なのです。
悪玉菌と呼ばれている菌の数も少なくはありませんが、その現実は普段はおとなしくしていて、体のために働くのは善玉菌と同じです。
たんぱく質や脂質が多過ぎると、その分解の際に腸内で生じてくる物質が悪玉菌の餌になり、善玉菌よりも多くなってしまうのです。
悪玉菌は数が多いと問題がありますが、善玉菌よりも少ない数であれば、健康に欠かせない菌だと言うこともやはり忘れるわけにはいかないのです。
もしも体の不調が続く場合には、腸の中に住んでいる善玉菌が減ってしまい、悪玉菌が徐々に増え始めていることが多くあります。
極端な話、脂質とたんぱく質がたっぷり含まれているお肉を食べても、バランスが取れるように野菜やフルーツも摂っておけば、善玉菌の方が優位になります。
そういうときは善玉菌を増やしてくれる発酵食品を多めに摂るようにすると、早く回復することが出来るのでおすすめの方法です。
健康と美肌をキープしていきたいのであれば、意識して悪玉菌を増やさないように工夫した食事をする一方で、発酵食品などで善玉菌を増やしましょう。