<犯人>
- 島津匠
雪影高校の生徒。
金田一の旧友。
面長のタマゴ顔青年。
熱血ピッチャーだったが、肩を壊し野球をやめていた。
葉多野春菜と恋仲にあり、嘘をつき彼女の自殺の原因をつくった
社冬美と蓮沼綾花を手にかけることとなる。
真相解明後、自殺を阻止されその日のうちに警察に自首した。
<被害者>
- 社冬美
雪影高校の生徒。
金田一の旧友。
メガネをかけた地味系だったが格好を変え、ミス桜雪祭に選ばれ
神社で巫女を役を務めるほどの美人になっていた。
島津を想っており、葉多野春菜に嫉妬し
「嘘」によって彼女が自殺する原因を作り、
その罪の意識に苛まれていた。
神送りの矢で刺殺。
桜雪が降るなか、お気に入りの白いコートを着て息絶えていた。
- 蓮沼綾花
雪影高校の生徒。
金田一の旧友。
テニス大好きのスポーツ少女。
なんとなく昔のような元気がなくなっていた。
社冬美同様に島津を想っており、
冬美がついた「嘘」に加担していた。
神送りの矢で刺殺。
中学校のテニス部部室で息絶えていた。
<容疑者>
- 魚住響四郎
雪影高校の生徒。
金田一の旧友。
金髪ピアスの元ギター少年。
ギターはほとんど弾かなくなり、漁師である父の後を継ぐべく
休日は仕事を手伝っている。
1年前に葉多野春菜に告白し玉砕している。
- 太刀川都
雪影高校の生徒。
金田一の旧友。
明るく元気な天然田舎娘。
金田一よりも背が高い。
自称文才があるらしく、推理作家を目指している。
彼女がワトソン役の事件をまた見てみたい。
- 立石直也
雪影高校の生徒。
金田一の旧友。
漫画的キャッチャー体系な元野球少年。
野球は島津と共にやめていた。
今は弁護士を目指し勉強中。
<事件関係者>
- 葉多野春菜
雪影高校の生徒。
金田一の旧友。
おとなしめの絵描き少女。
男性には隠れた人気があった。
仲間内では無口で一歩引いているように見えていたが、
ひとりひとりの「いい顔」をよく見ていた。
島津匠と恋仲にあり、彼の子供を身ごもるが、
「島津は実の兄」という嘘を真に受けて自らの命を絶ってしまう。
- 今井龍矢1
葉多野春菜の父親。
春菜が生まれる前に離婚している。
ほおに傷がある。
- 今井龍矢2
島津匠の父親。
葉多野春菜の父親と同姓同名。
<レギュラー>
- 金田一一二三
レギュラー登場は彼女のみ。
事件前の1コマ。
<その他>
- 刑事
名前なしの白髪の刑事。
金田一をヘリクツ小僧と揶揄するが、ものわかりは良いほう。