<犯人>
- 和泉さくら
元不動高校生徒。
転校前は太めツインテールのメガネ少女だったが、
一ヵ月後にはウェーブヘアーの美女へと変身を遂げた。
途中で髪を切り、セミロング美女になる。
和泉宣彦の娘で、父を騙して絵を描かせた後で死に追いやった蒲生と海津を殺害。
金田一の告発中はただただうつむいて押し黙り、真相解明後、自らにナイフを突きたて、金田一に恋心を告白し死んでいった。
<被害者>
- 海津里美 (32)
蒲生剛三の付添医師。
そして蒲生とデキている。
豊満な胸を持っているが太め。
アブナイ目つきに見合ったアブナイ性根を持っていて、アブナイ薬も常備している。
絞殺後、消えた名画を再現するように裸体を滝壺に横たえていた。
- 蒲生剛三 (53)
画家。
絵のモチーフを盗用し、さらには代作家を囲い込み殺した最低の画家。
海津とデキているが若い子がお好み。
目を潰された後で撲殺され、盗まれた絵と同じ渓流釣りの姿で、河原で横たえていた。
<容疑者>
- 小宮山吾郎 (45)
蒲生家の執事。
見た目より大分若い。
気配りのできるジェントルマンだが、妊娠中の妻を捨てて蒸発した過去を持つ。
和泉さくらの実の父親である可能性が高い。
- 和久田春彦 (34)
蒲生の甥で天文学者。
泥棒でセクハラ人間で殺人者予備軍で、また泥棒で何一つ成功していない小物中の小物。
それでも天文学者としては優秀。
- 羽沢星次 (27)
画商。
銀座に店を構える有名画商の2代目で養子。
太目の美形悪人顔。
良くない噂も絶えず、嘘も悪行も堂に入っている。
- 醍醐真紀 (24)
美術雑誌の記者。
その中身は本物の怪盗紳士。
「醍醐真紀」の顔を借りているが、
グラマーなプロポーションは100%天然モノ。
「絵」と「モチーフ」を盗むのが特徴。
人殺しはしないが、拳銃は携帯している。
- 吉良勘治郎 (55)
画家。
昔は売れ筋の絵描きだったが、近頃は絵も描かずに飲んだくれていた。
いつでも酔っ払い、口を開くと出るのは蒲生の悪口ばかりだが、なぜかパーティーに呼ばれている。
本物を見る目は持っていそう。
- 岸一成 (28)
ハイカー、を装っていた美大出身のフリーデザイナー。
和泉宣彦の絵に生きる力をもらった糸目のお兄さん。
さりげなく大胆なことをする。
<事件関係者>
- 和泉宣彦
画家。
蒲生の代作家として絵を描いていたが、薬で廃人にされて波照間島で入院していた。
娘の絵を描き上げて娘を思い出した後、命を失った。
- 大河内善助
青森県警 警部。
- ポアロ
犬。
ラベンダー嫌いの名探偵。
<レギュラー>
- 七瀬美雪
名推理が炸裂。
- いつき陽介
金田一の依頼で急遽波照間島へ。
<その他>
- 黒川
怪盗紳士に「肉親でないと見分けがつかない」ほどの
「醍醐真紀変装」のメイクを施す。