<犯人>

  • 多岐川かほる (45)

推理作家。
「三億円事件」実行後、仲間に生き埋めにされたが奇跡的に生還。
顔を変え、恋人のメモからミステリーを書き、小説家になって復讐のチャンスを待っていた。
犯人ながら、事件の展開に推理作家的な突っ込みを入れる。
真相解明後、拳銃で自らの命を絶った。


<被害者>

  • 当麻恵 (47)

当麻探偵社 社長。
「三億円事件」実行犯の1人。
あくどい雰囲気がにじみ出た熟女。
「殺された人形」と同じ姿で刺殺されていた。

  • リチャード・アンダーソン

犯罪心理学者。
「三億円事件」実行犯の1人。
流暢な日本語を話せるが「カタコトの演技」で人を欺く、食えない英国人。
「鉄の処女」による刺殺という作品史上類を見ないほど残酷な殺され方をした後、人形と同じく杭を心臓に打たれる。

  • 坂東九三郎 (47)

推理小説評論家。
「三億円事件」実行犯の1人。
小心者で常に犯人の影に怯えていた。
絞殺され、人形と「一緒」に吊るされていた。


<容疑者>

  • 南山駿三 (35)

客の世話係。
どう見てもフランケンシュタイン。
中身は秘書会社に所属する礼儀正しい男。

  • エドワード・コロンボ (17)

ロス市警刑事の甥。
「ウチのオバサン」が口癖。
叔父の刑事は誰なのか予想は容易いが大人の都合(略
多くの事件を解決してきたらしいが、今回の事件では噛ませ犬。

  • 真木目仁 (30)

おちゃらけている犯罪ルポライター。
原作ではややクズ、アニメでは気のいいオッサン、ドラマでは性格のいいチャイナドレスの女性である。

  • マリア・フリードリヒ

ドイツ警察の監察医。
人形のような美しさを持つ。
ドイツ警察の監察医に彼女に該当する人物は存在せず、
バルト城のフリードリヒ家の者と思われる。

  • 瞬間移動した?
  • 体が氷のように冷たい?
  • だんだん日本語が流暢になっている
  • 怪我をしても冷静に血を舐めている

など怪しい描写満載で、彼女が人間であるかどうかすら疑わしい。


<事件関係者>

  • 狭山恭次

当時、法学部4年で「三億円事件」の首謀者。
多岐川かほるの大学時代の恋人。
数々の「完全犯罪」を計画し、頭の中で「実行」していた。
日本犯罪史に残る「完全犯罪」を遂行した後、仲間の裏切り似合い殺害され、バルト城の下に埋まっていた。
自身の計画を実行に移し満天下に見せびらかす、その一点に酔っているナルシストであった。
ある意味、多岐川の人生を狂わせた元凶。皮肉にも愛した女性を間接的に苦しめる結果となってしまっている。

 

<レギュラー>

  • 明智健悟

相変わらずイヤミで食えない態度を取っていた。
しかし、彼の父の追っていた事件の真相を探りにミステリーナイトに参加するにあたり、金田一にも参加を焚きつけたことから、金田一への信頼の強さをうかがい知ることができる。

 

<その他>

  • 朝基

花形満ばりのすごい髪型をした、不動高校2年。
学年ほぼトップ。