<犯人>

  • 都築哲雄 (54)

TVディレクター。金田一を自宅に匿ったが、実は連続殺人犯。
腎障害の娘のために臓器密輸に協力していた。
そのことを公表しようとした橘五柳を殺害、後暗号に関わった罪のない4人を殺害、罪を金田一に着せようとした。
真相解明後、娘のために命を絶つ。

<被害者>

  • 橘五柳 (50)

超大物ノンフィクション作家。
優れた筆致と取材力から高い評価を得ているが、非常に感じの悪いヅラのセクハラオヤジ。
「女グセは悪いが面倒見はいい人」らしい。
激昂した都築により、部屋にあった置物で撲殺された。

  • 大村紺 (40)

飛躍社 社長。東京都北区在住。
金儲けに目がない守銭奴の関西弁メガネ。
暗号の伝言役で、口封じのためゴルフクラブで撲殺。

  • 時任亘 (24)

神田川出版 編集者。
営業スマイルの張り付いた若者。
異常事態には弱そう。
暗号の伝言役で、口封じのため工事現場の鉄骨で圧殺。

  • 桂横平 (30)

小物の落語家。
暗号の伝言役で、口封じのため刺殺。

  • 野中ともみ (26)

フリー編集者。
AV女優のような顔つきでAV女優のようなことをする。
暗号の伝言役で、口封じのため刺殺。

<容疑者>

  • 鴨下あきら (28)

音羽出版 編集者。
いつも自信のない顔をしている。

直接描写されていないが、原稿が橘の遺作として出版される際にいつきの頼みで都築の名をイニシャル「T」に修正していた。
生前の橘は誰が何と言おうと実名で公表するつもりであったようであるが、仮にそんな事をすれば都築が逮捕されるのはもちろんであるが、瑞穂が加害者家族のレッテルを貼られる可能性もあった。
橘が瑞穂の病状のことを知っていたのかどうかは不明の為、そこら辺、どう考えていたかはわからない。

  • 針生聖典 (40)

カメラマン。芸能人のスキャンダルを追いかけている事が多い。
太目の体格が貫禄を醸し出す、義理堅いオヤジ。

過去に写真を流用された怒りで大村とは犬猿の仲。最近手術をした。

  • 花村葵 (17)

橘家 使用人。双子の妹。
左目の下にホクロがある。
おしとやかで気が利く、やさしい性格の女性。

  • 花村棗(なつめ) (17)

橘家 使用人。双子の姉。
性格は妹の正反対で気が強く、思い込んだら聞かない。


<事件関係者>

  • 佐木竜二

不動中学3年生。
兄の導きで「佐木ビデオ」による初の協力。

  • 長島滋

長野県警の警部。
頑固。

  • 都築瑞穂

都築哲雄の娘。
重い腎障害を抱えていたが、父親の臓器を移植して回復。
いつきさんに引き取られる。


<レギュラー>

  • 七瀬美雪

主にずっと心配していた。
作品至上1番?ドラマティック。

  • 剣持勇

金田一を心配していた。

  • 明智健悟

金田一を追跡。
真相解明前には金田一と息が合った「演技」を披露。

  • いつき陽介

「今まで孤立無縁で生きてきた」と言ったり、事件を元に小説を書こうとしていたり、デリカシーのない言葉を浴びせていた、人の死を何とも思わなかった、高校生に手を出した人と同一人物とは思えないほどの超人望ぶり。
多くの人の助力を借りて事件解決をサポートした。
しかしロリコン説は濃厚。

  • 長島滋

長野県警捜査一課の警部。45歳。真犯人の罠にマンマとはまり、金田一を容疑者にしてしまった。

(某外伝では「ノーフューチャー! 日本の治安…ノーフューチャー!!」と真犯人から断言されていた始末。)


<その他>

  • 佐木蓮太郎

佐木父。
佐木映像の社長でプロのカメラマン。
ゆらめいている。

  • 佐木竜太

幽霊?
死んで人気の出たビデオ人間。
夢の中で金田一に忠告し、
弟に協力を仰いだ今回の事件の隠れた功労者。

  • 美雪の母

美雪を心配。

  • 前田

今回の事件の元凶となった悪徳医師。都築の回想シーンのみで登場。
臓器のドナーとなる外国人をタレントと偽ることで入国させやすくするため、「瑞穂の体に合う腎臓があれば、優先的に提供する」という条件で都築をそそのかし、臓器密輸の片棒を担がせた。
橘の遺稿が発表されたことで、悪行が表沙汰になり(流石に都築の名前は、いつきたちの配慮で伏せられた)、いつきに「もう終わりだろう」と吐き捨てられた。おそらく警察も本格的に動き出し、逮捕されただろう。

原作では勤務医だったが、アニメ版では見るからに怪しげな外観の病院の院長であり、大粒の宝石がはめられた指輪を何個も付け葉巻を吹かしながら都築に話を持ち掛けていた。原作より怪しさが増したが顔は隠れている。

余談だが、今回の事件より前に登場した医療関係者はまともな人物が多かったが、今回の事件以降、登場する医療関係者のそのほとんどはろくでもない人物である事が増えている。