特捜9Season4第11話ネタバレ

ベテラン鑑識官・猪狩哲治(伊東四朗)が殺人事件の容疑者として連行され、浅輪直樹(井ノ原快彦)は複雑な思いを抱きながら取調室で対峙していた…。猪狩は所轄署で黙秘を貫きとおしており、長年親交のある直樹ならば口を割るのではないかという中原圭一郎管理官(小須田康人)の判断で、特捜班に捜査がまわってきたのだ。

猪狩は直樹に対し、たまたま前を通りかかったアパートから争う声を聞き、その直後に慌てた様子で逃げていく男を目撃したと証言。気になってアパートを確認したところ、奥の部屋で若い男が殺されているのを発見したが、ちょうどそこに宅配業者が現れたため、犯人と間違われ連行されたのだと話す。

しかし、猪狩が疑われるのには理由があった。被害者の前島公也(岸田タツヤ)は、猪狩の亡き後輩の息子だったのだ。公也は警察官の父に反発したのか素行が悪く、猪狩は彼を更生させようと何かと声をかけていたが、最近2人の間ではもめ事が起きていたようだった。ところが、公也との関係を指摘しても、猪狩ははぐらかすばかり。しかも現場からは公也と猪狩の指紋しか検出されず、状況はすべて猪狩が犯人だと告げていた。

そんな中、猪狩の”弟子”でもある鑑識課員・佐久間朗(宮近海斗)がどんな結果でも真実を突き止めてほしいと、猪狩の携帯電話の通話記録を調べ上げてきた。それによると、猪狩は何度か人材派遣会社に電話をかけていたことが判明。青柳靖(吹越満)と新藤亮(山田裕貴)がその会社を探ったところ、介護サービスを標榜しながら“恋人レンタルサービス”で稼いでいる事実が浮上した。しかも、猪狩が何度か指名していた、レンタル恋人の“マミ”こと広田舞(岡本あずさ)の連絡が取れなくなっていることがわかる。

一方、矢沢英明(田口浩正)は事件当夜、現場近くに止まっていたトラックの車載カメラ映像を入手。猪狩の証言どおり“逃げていく男”が映っていることを期待しながらチェックするが、事件の夜、アパートから出てきたのは恋人レンタルの広田舞だった。明らかに猪狩は何かを隠している。

犯人は同僚の男
広田舞は、すでに部屋に行ったら前島公也は亡くなっていたと証言する。

一方、国木田と小宮山は、前島は亡くなる当日、宅急便に封筒の集荷依頼していたことがわかった。アパート周辺を探すと封筒が見つかり、それは、恋人レンタルの社長・藤木亮太が、あさみという女性を脅している音声で、特捜班宛だった。あさみは自殺していた。藤木は、わざと困っている女性にお金を貸して、あとは自分のいいなりにしていた。あさみの彼氏が前島公也で、会社に乗り込んできたこともあった。そのとき藤木が言っていたのは、「警察は俺たちの味方だからな!」警察内部に藤木の協力者がいるに違いない。

猪狩は犯人ではない。猪狩は前島に特捜班に証拠を送付するように伝えていた。藤木の警察内部の協力者は、中原圭一郎管理官だった。

事件当日、猪狩はアパートへ行くと、公也は亡くなっていて、そばに広田舞がいた。舞から警察内部の協力者がいることを聞いたため、逃がしたが、警察に通報し、自分が疑われるとは。

しかし藤木にはアリバイがあった。

犯人は、公也の同僚の男だった。藤木を脅せば金になると思ったが、公也が証拠を渡さなかったために刺した。

公也と広田舞は、母親が違う兄妹だった。猪狩は前島から、広田舞が一人前になるまで面倒をみてほしいと依頼されていた。

公也は、広田舞が自分の妹ではないかと気づいていたじゃないか。



感想

青柳さん「更生しろ~グサグサ
矢沢さん『いや刺し過ぎ
ワロタw

小須田康人さん、一瞬飯田基祐さんだと思った。