大人気の東野圭吾の『あの頃の誰か』を読みました
短編集です。東野圭吾の短編は初めて読みました
8つの短編が収録されていますが、特に気に入ったのは『再生魔術の女』です
殺人事件と不妊治療を絡めてお話で、「こんなことが実際にあったら」という
恐怖というか不気味さにゾクゾクしながら読みました
電車に乗りながら読んでいたのですが、夢中で読みすぎて、
降りようと思っていた中野坂上を通過してしまいました
『秘密』のプロトタイプとなった『さよなら「お父さん」』という作品も収録されていたのですが、
残念ながら『秘密』を読んでいないのでw、気のきいた感想が言えません
夢中で読みふけってしまった話がある一方、ストーリーが読めてしまうものや、
東野圭吾っぽくない話もあり、8つの短編中で感想の良し悪しに差があるのも事実
でもおもしろい話はとても良いので星4つ