美しいかはさておき楽しく興味がわいてくる楽しい本
今回はこんな本を読んでみました。
ネットでたまたま出くわした本ですが面白かった
タイトルにある美しいかはさておき楽しんで読めました。
普段ビジネス関連か小説ばっかりな私にとって生物学って普段は遠いんですけど、もともとは物心つく前から虫や昆虫、ザリガニ、カエルといった周りにいる生物だったり草花や野菜と触れ合ってきた私にとってやはり生物というのは好きな分野でした。
そもそもの導入が本来は科学全般がわからないと生物なんかわからないけど、人間が知りたい分野が広がってきてとても1人で全般を知るなんて不可能になってしまっているのが現代(だからガリレオみたいな万物の天才みたいのは現代では多分存在しない、のようなお話もあり・・・)、そんな中だけど生物学に興味をもってもらえたら的なお話でした。
生命の進化のシンプルさと複雑さをどちらも感じられた気がする。
人間の思っているよりも進化って受動的?でその時の気候、気象、環境になじめたから進化しているだけ。
でもそう考えると人間の直立二足歩行ってなんなんだろ、とは思いましたね。
理由聞いても?だし、研究者自体もいまだになかなか言い切れるものってないようで。
そもそも人間の一番のオリジナリティって直立二足歩行みたいだけど、ほんとなんなんだろ。
デメリットとして足が遅くなるってこれ、ヤバいですよね。よく生き抜いたよ、人類はw
直立二足歩行になった理由ってのが人類が平和な動物だからって理由はうんうんとは思ったけど、頭がよくなった結果、いろいろな思想や宗教や政治的イデオロギーができて結果また殺し合いしちゃうって。
なんか退化している気もしますねぇ。
あとは単細胞生物が考え方によっては永遠に生きている命というのも面白かったなぁ。
それと人間のいう高等な生物っていうのもどこ目線だよって論調も面白い。
進化の過程でいけば人間は別に進化の最後にでてきたわけではないってのも興味深いし、生命の貴賤はないしね。
単細胞生物だって一つの命。人間にとって有用だったり身近だったりぐらいの違いしかないですよねぇ。
いつもと違う分野の本を混ぜ込むと視野に広がりが出て楽しい。