"母子感染、輸血などによって乳幼児期に感染すると、ウイルスの駆逐がうまくいかず、キャリアになりやすい。日本ではセックス以外の経路による感染はほぽ防げるようになっているので、キャリアの数は減っている。しかし、世界全体では三億人、そのうちアジア地域に二億人以上のキャリアがいると推定されている。実際、日本で働くアジア系のセックス・ワーカーのなかには、キャリアが少なくない。
B型肝炎は、ワクチン接種で感染を防ぐことができる。パートナーがキャリアとわかっていて、自分はまだ感染したことがなければ、予防接種をしておけばよい。
B型ほどの感染力はないが、C型肝炎ウイルスもセックスでうつる可能性がある。急性肝炎は起こしにくいが、慢性肝炎から肝硬変、肝ガンへと進むおそれがある。こちらはワクチンがなく、予防接種で感染を防ぐことはできない。
Q&A④-3
けれども、健康保険を使った場合には、病名と処置内容は健保組合に送られることになっているので、会社づとめの場合には、社内の厚生課などにはわかってしまうことがあります。小さい会社で、パレると都合がわるい人が、健康保険を使わず、自費で受診してくる場合がよくあります。そんなときには、性病にかかったという記録は医療機関のカルテにしかのこりませんが、性病予防法による届出は、やはり行なわれます。
よく、浮気の結果、性病になったから、家人にはだまっておきたいというような相談がありますが、家族内に伝染させたようなときには、そんなわけにもゆかないことを十分知つておいてください。医師も、家庭の破壊に加担するのはいやなものです。事情によってはなるべくだまっていたいので
すが。" クラミジアの症状を見てみよう