「廻(み)から出たサビ」

 全国発売から2年が経ちました。

 

振り返るにはまだ早すぎるぐらい何も成し遂げてはいない今ですが、このアルバムのリリースがたくさんの出会いを繋いでくれたなと思います。

 

このアルバムにも、 いろんな思い出があります。

 

 

 

 

 

上京後の失恋をそのまま歌にした「東京の空」

 

初恋の初々しさ、片思いのもどかしさを歌った「君に会いたくない」

 

ライブでは定番となった大分弁応援歌「いいけん」

 

初めてのワンマンツアー前上京して沢山の愛を受けて生まれた「Is Here.」

 

何周しても意味をずっと探してる「self」

 

そうやって向き合って行く中で「あぁ どこまでも平行線だな。」ってある意味希望を込めて書いた「パラレル」

 

いや、でもこうして悩みもがいた日々は無駄じゃなかった。と歌い切れた「Hello,goodbye.」

 

 

 

 

 

 

また今歌うと匂いも景色も作った当時と変わった様に感じます。 

 

 

いろんな方に出会って、話をして、お酒を交わして、そして歌を歌った。

その度に歌が巣立っていくような。

僕の歌は僕だけのものじゃないんだな。って思えるような。

 



そして、ある人が僕に言った。


「後悔と挫折に胸を張れ!」

衝撃的な言葉だった。

ずっと胸を張れなかった。

いつも後ろめたさが付き纏っていた。



そしてある人は続ける、

「あなたの笑顔は素敵だから、笑っていてね!」

なんだかすごく救われたような気がした。

でも、何かが崩壊した気持ちにもなった。



とにもかくにもこのアルバムでまた一つ決断して、また一つ前に向けました。

 

まだまだ僕は夢の途中だけど、夢を見て現実を知って、その度にまた愛そうと思えて。

遠回りなようで、時々心が折れそうになるけれど、なんだかんだ、この変化を楽しみながら。

 

また新しい中村慎吾を届ける為に、このアルバムも含めてこれまで紡いできた曲たち更に大きくなっていくように、これからが紡いで行く曲たちが更に愛して貰えるよう、一層力を注いでいきます。

 

 

今は我慢させてばかりかもしれんけど、この距離が、この時間があったからこその、

ありったけの愛情を届けに必ず行きます。

 

出会ってくれてありがとう!

 

これからもよろしく。

 

また明日も更新します。(きっと。)