現在、パソコンのWindowsの最新の基本ソフト(以下、OS)が
 WindowsVistaであるということは御存知ですよね?
 
 そのWindowsがVistaに至るまでの流れは、概ね次の通りです。
 
 Windows Vista
  ↑
 Windows XP
  ↑
 Windows 2000
  ↑
 Windows Me
  ↑
 Windows 98
  ↑
 Windows 95
  ↑
 Windows 3.1
  ↑
 MS-DOS
 
 
 ところでマイクロソフト社は、過去において、新OSを発表すると、
 順次、旧OSのサポートを段階を経て終了させいます。
 
 「いつまでも、昔のOSの保障は致しませんよ、
 (サポート付きの)新OSに乗り換えていって下さいね」ということです。
 別な捉え方をすれば、
 「サポート切れのOSを使用していて何か不具合が起きても、
  当社は一切責任を負いませんよ」と言っているわけです。
 
 ナゼ、サポートが終了したOSを使うのが危険なのかというのは、
 例えば、ウイルス対策ソフトなどをサポートしていないため、
 ウィルスに感染しやすく、また、感染してもわかりにくいため、
 ウィルスを流す起点になってしまう可能性が高くなるからです。
 
 「自分の知らないところでウィルスに感染していたので、
  自分には関係ないです。」は通用しませんから。
 
 
 実際、Windows 98/Meに対するマイクロソフトのサポートは
 2006年7月に終了しているのですが、サポート終了後も、
 Windows 98/Meユーザーからセキュリティに関する相談や
 ウイルスの発見届け出が寄せられているという報告があります。
 
 なので、サポートが終了したOSを利用することは、
 とても危険な行為であり、そうしたOSは使用しないことがベストなのですが、
 とは言え、せっかく持っているパソコンだし、
 動くのにもったいないというのもわかります。
 
 そういった場合には、インターネットなどのネットワークに接続せず、
 単体として使用する。
 つまり、昔のワープロのように使えば、OSサポート切れを心配することなく、
 かつ、資源の有効活用も図れますよ。
 
 
 もしアナタが、未だに旧OSのパソコンを使っているようでしたら、
 早急にその活用法を見直して下さいね。