NISSAN CIMA リフレッシュコーティング② | カービューティープロ Oneway のピカピカ施工日記

カービューティープロ Oneway のピカピカ施工日記

奈良県の車磨き・ボディコーティング専門店です。
きまぐれ更新ですが、よろしければどうぞ・・。

 

 

朝イチからのボディクレンジング作業。。
傷だらけのボディの割に意外にも鉄粉などの付着物は少なく、スムーズに洗浄工程を終えまして夕方からマスキング~磨き作業に。
 
ボディクレンジングで表面のあらゆる汚れを落としたすっぴんの塗装面は、
蛍光灯下で見ても、微細なスクラッチ傷でくすんでいるのが確認できます汗
 
作業照明下では、ボディ全体がこんな感じです・・
当店にご相談いただく前に、お客様自身がお付き合いされている自動車業者さんで軽く磨いてもらったらしいのですが、どうもそれが余計に表面を荒らしてしまっている感じですね。
お客様も「なんか磨いてもらったら余計に白ボケた感じになった気がする」とおっしゃられておりました。
 
間違った磨き処理を行いますと無駄に塗膜を薄くしてしまい、あげくにはグリングリンの磨き傷だらけになって、せっかく綺麗にするはずの作業が本末転倒のマイナスな結果になってしまう場合があります。
車磨きはものすごく奥深いんですよ~。
 
いろんなスクラッチ傷が複合した状態で、傷の深度がかなり深いものもあります。
磨き前
 
全体の仕上がりバランスを考慮しながら、設定の作業プラン内の作業でバランスよく塗装面を整えていきます。
磨き後
 
この当時の日産の高級車は、塗装質のよい高品位塗装が採用されていますので表面のクリアー層の劣化はまだ少ない状態なのが唯一の救いです。
よく10年以上経過の経年車に見受けられる激しく劣化したクリアー層の場合ですと、磨き処理を行うことで一時的に美観は復元できますが、弱った塗装をさらに弱くしてしまって屋外での対候性も低下させてしまう場合がありますので、そのような場合はハードな研磨作業は逆効果となってしまいます。
 
 
側面パネル
 
画像左側のみ初期研磨後
 
右側も磨きましたの画像
作業照明の光が強すぎるので画像では光が散ったように見えますが、肉眼ではくっきりしてますのでご安心をw
 
右前後ドアパネルのアップ画像
画像右側が磨き前、左側が磨き後
塗装表面を整えるとメタリック粒子もきめ細かくクッキリ確認できるようになります。
 
こんな感じで、1パネルずつしっかり塗装面の状態を確認しながらコツコツと作業を続けております。
 
 
明日に続く。。