コンサルタントの本棚 -2ページ目

「すべては一杯のコーヒーから」

銀行を辞め、借金をし、タリーズジャパンを設立した松田氏の自叙伝。当時無名であったUSタリーズの社長に直接押しかけ、営業権を獲得する行動力。将来を見据え一号店を銀座という立地にこだわり続けたこだわり・・・タリーズ成功の理由が随所に感じられる。

「スターバックス成功物語」

スターバックスがシアトルのコーヒー豆屋から世界中にチェーン展開する企業になるまでの軌跡。顧客第一を徹底し、顧客と自社のブランドを高めることを最重要視し、チェーンを展開していく。本を読んだ後にスターバックスの店舗に足を運ぶと新たな発見があるだろう。決して難しい経営用語は出てこないが、顧客重視、ブランドビルディングなど、経営の原則を学ぶには最適の一冊だろう。

渋谷で働く社長の告白

「渋谷で働く社長の告白」著者:藤田晋サイバーエージェントの藤田氏が、学生時代に「21世紀を代表する会社をつくる」ことを志してから、現在の成功までの半生を描いたノンフィクション。無知からくる失敗や創業時の裏切りなど、他の自伝では決して語られない生々しい出来事が淡々とした語り口で語られている。藤田氏の淡々としたテンポの良い語り口と会社が急成長していくストーリーが、読者を彼の世界に引き込む。まるで、映画を見ているような気分になる。人間関係や、藤田氏の心境を中心に描かれており、ビジネスの難しい部分は語られていないので、ビジネスの知識がなくても楽しめる。また、ライブドアの堀江氏や村上ファンドの村上氏、楽天の三木谷氏、有線ブロードネットワークスの宇野氏など最近のニュースで取り上げられる面々が登場し、彼の人生に密接に絡んでくるのも面白い。起業した時点で、経営や財務だけでなくITの知識もない彼が、人一倍の情熱のみで成り上がっていく様が、読者のベンチャースピリットを刺激する。 起業を志す人、上昇志向の強いビジネスマンは必見。最近仕事で悩んでいる、入社時より仕事への情熱が薄れてきたビジネスマンにも強烈なカンフル剤としてエネルギーを与えるだろう。