CLICK右差し“チェボンギュンの顔の骨の

お話” (韓国語版) 




顔面輪郭シリコンプロテーゼの

副作用で歯痛 

専門医が直接分析します



 顔面輪郭骨の手術の代わりに

プロテーゼであるシリコンを

顎先に入れたのですが

数年後に歯が痛くて

副作用である歯痛で

当院を訪れた患者の話をします。



患者は顎なしを解決するために

4年前、顎先に

シリコンを入れました。 

それから3年後の昨年

当院を訪れた時は

何の症状もありませんでした。 

去年私を訪ねた理由は

あまりにも大きいシリコンを

入れたため

顎先の形が不自然で

シワになって

何だかぎこちない感じがする

という程度? 

ところが、1年前に訪問された時

よく見るとシリコンの一部が

歯の根元を覆っていて

シリコンによって

顎先の骨吸収が起きて

歯の根元にとても近接した

状態でした。 

元々はこのように

手術をしないのですが

顎先のプロテーゼが動いたのか

それとも本来この位置に

入っていたのかは分かりませんが

状況はシリコンが顎先になく

上に上がって歯の根元を覆うほど

上がっていました。 

顎先のプロテーゼ手術が

常にこのように歯を覆ったり

歯の根に損傷を与えるわけでは

ありません。 

ただ、位置を上に入れすぎたり

プロテーゼを固定しないため

プロテーゼが元の位置から外れて

上に上がって

歯の根を覆うほどになったのです。


つまり、すべての顎先の

プロテーゼ手術が

このような症状を

引き起こすわけではないので

心配せずに手術を受けてください。 

今日はちょっと特殊なケースだ

という点を申し上げておきます。 

今日の話のような特殊な状況を

避けるためには

顎先のプロテーゼであれ

貴族プロテーゼであれ

必ず固定しなければ

ならないのですが……

固定はチタン金属ネジでも

できますが

これはブヨブヨした

シリコンを固定できず

各院長が動かないようにする

固定ノウハウを

持っていらっしゃると思います。 

私も私の個人的な方法なので

手術当日に説明を

させていただいてます。 

核心は

顎先であれ

貴族であれ

額であれ

すべてのプロテーゼは

固定しなければなりません。 


それで昨年いらっしゃった時

当然プロテーゼを除去して

顎先の診察を早くしようと

お話したのですが

患者が明確な症状がないので

後回しにしていました。 

ところで今年に入って

歯が痛くてしみるほどひどくなって

歯科を訪問しましたが



単純に歯だけを見て

原因が見つからないと言って

薬だけ飲みましたが

急に1年前に

私が言ったことを思い出して

また当院を訪ねて

応急でプロテーゼ除去及び

顎先手術をすることになりました。 

まず、患者の状態を

見てみましょう。 



一般レントゲンの正面写真では

何も見えません。 

ただ痛みを感じる顎先での

骨の陰影が弱くなったのを

感じることはできますが

これがどうしてなのか

何が間違っているか

という話はできません。 

ところが、前歯の根に

何か問題があるように見えます。


それで側面写真を撮ってみます。 



シリコンのプロテーゼが見えます。 

側面写真から見ると

現在歯を抜歯して矯正中です。 

ASOをせずに

抜歯矯正をしているところです。


口が出ているので

歯は矯正で解決して

出ている口に比べ

相対的に顎なしに見える

顎先を補強するために

顎先にシリコンを入れました。


シリコンが見えますか?

下記の写真に

青の点線で表示しました。 

ところが下の写真でご覧のように

シリコンのプロテーゼが

とても大きいです。

 あまりにもばかデカイです。 

こんなに大きな

プロテーゼを入れると

顎先がぎこちなく

唇と顎先の間に深い溝ができて

しわができます。 

このようなシワを伴う

溝をなくすために

このようにプロテーゼを

高く入れたのかもしれません。



ところが、プロテーゼを見ると

プロテーゼに沿って

顎骨が凹んでいるのが分かります。 

下記の写真に赤い矢印で

表示しました。 

これは私たちがよく言う

骨吸収現象です。 

「私たちの骨は血が流れてこそ

栄養分が供給され

酸素が供給されて

生き残るのですが

(ここで生き残るという

言葉の意味は

骨が溶けないで

本来の形を維持する

ということです)

シリコンが骨の通路を

塞いでしまうので

栄養分と酸素が供給されず

骨が溶けてなくなる

専門用語で骨吸収が起きるのです。

下の写真をもう少しよく見ると

赤い矢印が示すように

顎先の骨が溶けて

すなわち骨吸収されて

顎先の骨が凹んでいます。 

ところでどうしてこの患者は

歯が痛いのでしょうか? 

歯痛はどこから来たのかは

一般のレントゲンでも

見られますが

詳しく見せるため

CTを撮って下からお見せします。



パノラマ写真では

正確には見えないですが

陰影がおかしいことは

分かります。



上の写真を見ると

下の写真の赤点の部分が

骨の陰影が弱いです。 

つまり、骨が弱くなっているのを

見ることができます。 



ウォーターズビューでは

何も見えないでしょう。



それで、上の患者のCTを

撮ってみます。

 

患者は、上述のように

突出口でしたが

矯正科で抜歯矯正をして

突出した口に対して

相対的に引っ込んで見える顎を

矯正するために

顎先にシリコンのプロテーゼを

入れました。 


私の所に初めから

来てくださっていたら

顔面輪郭でなく

ASOを薦めていたのですが…

ASOを受けると

より自然に突出口と段差が

同時に改善されたはずですが

少し残念です。 

しかし、現時点では

副作用である歯痛を

解決しなければならない状況であり

すでに抜歯をしているため

歯痛の原因である

シリコンを除去し

顎先前進術を行うことにしました。


口が突き出ている場合

治療法はいくつかあります。 

1つ目は歯の矯正です。 

ひどいと歯を抜歯して

その分引っ込める矯正を

することになります。 

ただ、このように矯正する場合は

歯だけ突き出ている場合です。 

2つ目はASOです。 

歯と一緒に歯を支える歯槽骨が

一緒に出っぱっている場合は

歯だけでなく歯槽骨も一緒に

引っ込めなければならないので

ASOという手術を

することになります。 

「ASOを受けると口がすぼんでしまう

 老け顔になる」という

噂がありますが

ASOの適応症を間違えてしまうと

つまり矯正をするべきなのに

手術をするとか

手術をするのに

あまりにも引っ込めすぎたとか

それとも無条件に

すべての前顎骨を

全体的に引っ込めた場合に

そのような現象が発生します。 

そのため、突出がひどくなく

すぼんだ口や老け顔に

なりそうな場合は

通常のASOではなく

RASOという

回転セットバック手術を

行うことになります。 

そうすると

すぼんだ口や

口が引っ込みすぎて

老け顔になる結果を予防し

自然に顔のプロフィールが

膨らんで童顔になります。


すでに私が論文で

国際学術誌(SCIジャーナル)に

発表しました。

私のブログで

回転セットバック手術または

RASOと検索すると出てきます。 

あるいはGOOGLE

Rotational Anteior 

Segmental Osteotomy

と検索してみると

私の論文が一番上に出てきます^^ 


上の論文の内容を

簡単に要約しますと

ASOという手術は

最初の小さな奥歯を両側で抜歯し

抜歯しして残った空間だけ

前顎骨を後ろに押して

引っ込める手術です。 

ところが、一般的なASOは

鼻の周りのほうれい線まで

一緒に押し込むのですが

矯正前より

ほうれい線が深くなったり

引っ込めすぎる場合

ほうれい線がさらに深くなり

口元がすぼんで

結果的に老け顔に

見えるようになります。 

このような時

両顎回転術を応用した

回転セットバック(RASO)を

受けると

このようなすぼんだ口や

ほうれい線が深まる現象を

防止することになり

老け顔という副作用を

予防することになります。 

また、プロフィールが地味で

両顎を受けなければならない場合

このようなRASOを受けても

効果が得られます。

 Journal of Craniofacial Surgery

SCIジャーナルに発表された

論文です。


本論に入って

患者のCTを見てみましょう。


正面写真を見ると

やはり予想通り前顎の骨が

凹んでいます。 

青色の矢印が示していますね。 

凹んで窪んでいますが

歯の根元まで凹んだような

気がします。 

そして凹んだ位置が

シリコンプロテーゼが

位置していた場所ですが

顎の端ではなく顎の中間です。 

顎先にずっと位置していれば

よかったのですが……


少し横に曲がって見ます。



青色の矢印が示すように

やはり顎先の中間部分が

深く凹んでいます。 

八重歯の根っこの端が

何だか見えるようで

凹んで傷ついているような

気がします。 

去年私を訪ねて来た時より

さらに凹んだような

感じがしますㅠㅠ


色をちょっと入れて詳しく見ます。


やはり深く凹んでいる顎の骨ㅠ


もう一度言いますが

プロテーゼを骨の上に載せる手術は

ある程度やむを得ず

骨に血液が供給されず

骨の吸収が起きます。 

ただ、吸収され続けて

骨が完全になくなることは

ありません。 

それで、ある程度吸収が起きても

手術をします。 

ところが問題は

骨の吸収ではなく

上の患者の場合のように

プロテーゼの位置が高くて

骨の吸収が

歯の根から起こるからです。 

このように歯の根から

骨の吸収が起こると

歯の根が傷つきますよね。 

上顎にしろ下顎にしろ

歯の根元は

顎骨の表面に沿って

あります。 


それで、私が以前貴族手術をしたり

ノーブルキャット手術をしたり

顎先のプロテーゼ手術をする時は

広く、大きく、長くは入れないと

お話しました。 

歯の根を覆うほどの

プロテーゼを入れると

歯の根が損傷するからです。 

貴族プロテーゼの場合

既存に作られたプロテーゼも

私は小さく切って入れます。


顔面輪郭という大きな手術を

受けないで済むように

(もちろん最近は手術時間が短くなり

回復が早くなりました)

簡単に受ける手術が

プロテーゼの挿入ですが

副作用で歯が

損傷を受けるとするなら…


続けてCTお見せします。



側面から見ると顎骨が

かなり深く凹んでいますㅠㅠㅠㅠ


他の角度からご覧ください。



 下の写真で青矢印

示されているように

顎の骨の先端ではなく

真ん中の部分が吸収されて凹み

左側の犬歯と接している姿です。



誤解があるかもしれないので

もう一度申し上げます。 

シリコンで貴族や段差を矯正すると

骨の吸収が起きて

骨が凹んでしまいます。 

ボーンセメントも同様です。 

しかし、完全に骨がなくなるほど

吸収されたり

酷く凹むことはありません。 

血液が供給されてこそ

骨が吸収されず維持されると

言いましたが

下顎骨でも上顎骨でも

シリコンが入る前面だけで

血液が供給されるのではなく

他の方面からも

血液供給が行われるので

ある程度吸収が進行したら

止まります。 

ですから骨吸収が怖いといって

プロテーゼ手術を

避ける必要はありません。 

ただし、位置が重要です。 

上述のように

上顎に上の歯

下顎に下の歯は

不幸にも顎骨の前面に沿って

並んでいます。 

つまり、前面に接して位置します。 

そうなると

骨の吸収が少しでも起きた場合

歯の根が損傷する

可能性があるということです。 

それでプロテーゼの位置が

少しでも歯の根元を覆うとしたら

少しの骨吸収でも歯の根が露出し

損傷する可能性があります。 

そのため、顎なしや

ほうれい線を矯正するために

骨の手術を嫌がる場合は

プロテーゼの手術を受けますが

シリコンのような

プロテーゼの位置は

必ず歯の根を避けて

下顎手術の場合は顎先に

貴族手術の場合は

上に位置づけなければなりません。 

そうすることで副作用を防げます。 

何の問題もなく

過ごすことができます。 

安心して手術を受けてください^^ 





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