CLICK“チェボンギュンの顔の骨の
顔面輪郭、両顎手術での
神経の実際の写真
手術後の痛み、感覚低下
副作用の予防方法
今日は顔の骨手術後に発生する
痛みや感覚低下の原因となる
神経の実際の姿をお見せします。
神経には2
つあります。
運動を司る運動神経と
感覚を司る感覚神経です。
その中で私たちが痛みや
感覚低下に関連する神経は
当然感覚神経として
三叉神経という太い神経幹から
分かれていますが
輪郭または両顎手術時に
関連する神経は
眼窩下神経、下歯槽神経
顎先神経です。
顎先神経は下歯槽神経が
顎先の穴を出て名前が変わります。
手術のたびに
いつも見ることのできる
見るべき神経があるかと思えば
見てはいけない神経もあります。
でも今日は、全部写真で
お見せします。
この内容は私のYoutubeに
載せました。
下のリンクに入ると
詳しい説明と写真が出てきます。
下記リンクを
クリックしてください!!!
顔面輪郭、両顎手術など
顔骨手術時の痛みや
感覚低下などの副作用を
予防できる神経保存方法!
まず顎先神経(Mental Nerve)です。
下歯槽神経が下顎骨の中を通って
前の顎穴に出てきて
名前が顎先神経に変わります。
下の写真に矢印で
顎先の穴を示しました。
顎先の骨切り線がまさに
顎先の手術時に
骨切りをするラインですが
顎先の神経より下の方を
骨切りしてこそ
神経が損傷を受けないでしょう。
もちろん神経のすぐ下を
骨切りすると神経も切れます。
一定の距離を置いて
骨切りをすると
神経が傷つきません。
実際の神経写真です。
下に2つの写真がありますが
1つはAccessorynerveで
後ろの太い神経が神経です。
下の写真を見れば分かるように
顎先の手術時に
必ず顎先神経を目で確認して
骨切りをしなければなりません。
神経を確認しないまま
このくらいでいいだろうと
骨切りを行ってはなりません。
絶対に顎の神経を
目で直接確認して
骨切りしてください!!!
上の写真は顎先神経の
本神経ではなく
アクセサリー神経です。
つまり、たまに神経が
いくつか出たりします。
上の写真のように
神経が細すぎると思ったら
これはアクセサリー神経で
どこかに太い本神経がある
ということを考えて
探さなければなりません。
もう一度申し上げますが
顎先の手術時
顎先の神経を必ずご確認ください!!!
それで神経が細すぎると思って
詳しく探してみると…
下の写真のように
後方に見える神経が太く見えます。
これが顎の神経の本神経です。
もちろん、本神経だけでなく
細い神経までも保存してこそ
感覚低下を完全に
予防することができます。
顔面輪郭手術、両顎手術など
顔骨の手術時の痛み
感覚低下などの副作用
予防のための方法
2つ目の神経は
眼窩下神経(InfraorbitalNerve)
当院は看護師も医師に劣らず
解剖学的な知識が豊富です^^
私が毎回教えているので
普通の一般の人々より
よく分かると思います。
一番覚えにくい神経が
眼窩下神経です。
一般的に輪郭手術時には
眼窩下神経に触れてはいけません。
両顎手術時には
触れるしかないです。
私が眼窩下神経について
申し上げたいことは
最近中央顔面部が凹んでいる場合
根本的な解決策である
両顎手術をせずに
不自然なプロテーゼを
入れることが多いのですが
眼窩下神経を刺激するように
プロテーゼを作る場合があります。
それでプロテーゼを入れてから
中央顔面部がピリピリして
私を訪ねてきて
プロテーゼを除去しますㅠㅠㅠㅠ
上の写真に矢印が示す穴が
眼窩下穴なのですが
この穴から出る神経が
眼窩下神経です。
この神経は輪郭
特に頬骨手術時に
露出することもありますが
そのように剥離を広くしては
いけません。
それでたまに
神経が損傷したりもします。
そして、上に述べたように
中央顔面部または
前頬骨にプロテーゼを入れた時
プロテーゼがこの神経を
刺激することもあります。
そのため、除去する場合が
最近多いです。
プロテーゼによる
眼窩下神経刺激については
後日別にお話しする予定です。
下記の写真は両顎手術のうち
上顎手術方法である
Le Fort I Osteotomyの際に
眼窩下神経を撮った写真です。
赤い点線がまさに骨切り線です。
両顎手術ではなく
輪郭手術の時に
露出させてはいけません!!!
顔面輪郭手術、両顎手術の
損傷時に発生する手術後の痛み
感覚低下などの
副作用の予防方法
3つめの神経は
皆さんがよくご存知の
下歯槽神経(InferiorAlveolarNerve)
です。
この神経は輪郭に
絶対露出してはいけません!!!
両顎手術時には
時々露出したり
神経の位置によって
損傷したりします。
ただ、下歯槽神経の位置が
いくら難しい
位置にあっても
神経損傷にならない手術方法… Manual Twist Techniqueです!!!
私が国際学術誌[SCIジャーナル]に
発表しました。
もう両顎手術時
下歯槽神経損傷はありません!!!
詳しい手術法については
下記リンクをご参照ください。
(英語ですが…)

実は、この神経を見れるのは
非常に稀なんです。
今お見せする写真は
以前研修生の時に
隣の手術室で神経を切って
私に神経接合してほしいと
SOSを送ってきて
私が行って神経接合をした時の
写真です。
時々上述の通り
下歯槽神経の位置が
外側にある場合
以前は100%切られる神経でしたが
私が開発した手術方法である
Manual Twist Techniqueで
手術を行うことで
損傷せず露出する場合があります。
このような場合
神経をたまに見ることができます。
私のブログで
たくさんお見せしました。
特に両顎再手術時に
多く見られます。
上の写真は下歯槽神経が通る
骨の中のトンネルを
表示してお見せした写真で
下の写真は
神経を接合した写真です。
白い小さい矢印が
接合に使用した糸で
赤い矢印が下歯槽神経です。
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今日のサービスは
フグの中でチョルボクです。
大きなフグではなく
小さなフグです。
普通のフグとの味の違いは
よく分からないけど
他とはちょっと違います。
こういうフグもあるんですね~~~
今日は顔面輪郭手術、両顎手術時に
損傷を受けると
手術後の痛み、感覚低下など
副作用を起こしかねない神経の
実際の写真と
このような副作用を
予防できる方法について
説明しました。
結論を申し上げますと
きちんとした手術方法で
原則を守り
最新の知見(テクニック)を
熟知すれば
神経損傷による
永久的な感覚消失の副作用は
ありませんので
安心して手術を受けてください。
いつも言いますが
患者が賢明にならなければ
なりません!!!


















