口唇口蓋裂
両顎手術から？ 唇、鼻から？
専門医が直接説明します
今日は口唇口蓋裂手術を
準備される方々にお話します。
難しい手術ですㅠㅠㅠㅠ
口唇裂あるいは口蓋裂による
二次性口唇非変形の矯正は
整形手術の花と呼ばれます。
それほど難しいです。
特に決められた原則
あるいは正解はありません。
なので、以前も申し上げたように
誰でもできる手術でありながら
誰にでも上手にできるとは
限らない手術なんです。
決して簡単ではありません！！
それであちこち通いながら
何回も矯正を受けます。
私の師匠であり
私が現在師事している
パク·ビョンユン教授の場合
40年間この分野専門で
手術を行ってきました。
もちろん
唇、人中(鼻の下)だけでなく
両顎手術まですべてなさいます。
この分野では自他共に認める
権威者です。
しかし、未だに
難しいとおっしゃいます。
そしてそのように
難しい手術であるので
私にはまだ一針縫うことさえ
任せてくれず
教授が最初から最後まで
直接なさいます。
私が教授に師事してから
既に20年が経っているのですが
この手術だけは
自分で全てなさいます。
さらに
ドレッシング(傷の処理)まで···。
それほど難しい手術です。
でも最近は全ての病院でㅠㅠㅠㅠ
まず、お知らせです。
私が直接書く
"チェボンギュンの顔の骨の話"
というこのブログを書き始めて
もう10年になりました。
とても膨大で検索も難しいし
最近、YouTubeが人気なので
動画での説明も行っています。
よかったらご覧ください。
下記のリンクをクリックすると
すぐアクセスできます。
今日は口唇裂あるいは
口蓋裂の手術をするにあたって
顔の骨格である骨を
先に矯正するのか
それとも唇、鼻、人中(鼻の下)を
先に手術するのか
そして重要なポイントを
いくつかお話します。
口唇裂や口蓋裂がある場合は
上顎骨の成長が
正常にならない場合が多いです。
そのため、上顎骨は
上の写真のように
発達せず引っ込んでいて
相対的に下顎骨は
むしろ発達して前に出ている
典型的なしゃもじ顎の
様相を呈しています。
このような場合
発達していない上顎は前に出し
発達して前に出ている下顎は
後退させて後ろに引っ込めます。
それで上顎と下顎
両方を手術する
両顎[TwoJawSurgery]
という手術をすることになります。
手術の結果をお見せします。
では、このように
口唇口蓋裂の場合の両顎手術は
通常の両顎手術と
同じなのでしょうか？
まったく違います。
口唇裂あるいは
口蓋裂による両顎手術は
一般的な下顎突出や
非対称を矯正するための
両顎手術より非常に困難です。
血も多く出て
手術の技術自体が難しく
再発することが多いです。
何回かの矯正によって
組織は刃物が入らないくらい
硬くなってしまうこともあります。
これを開いて手術をするには
それだけ血もたくさん出ます。
口唇裂両顎手術は
一般の両顎手術とは違って
このような分野の
特殊なトレーニングを受けた人が
主にするのですが
一般的な医者が手をつけるなんて
考えられません。
でも最近はどこの病院でもㅠㅠ
私も海外研修の時
主にこのような口唇裂両顎手術を
重点的に修練させてもらって
非常に難しい手術ばかりしていたら
普通の両顎手術を
簡単に感じた覚えがあります。
私の場合
一般的な両顎手術が 2時間前後で
全ての過程が終わる反面
口唇裂両顎手術は
すべての過程を終えるのに
3時間前後の時間がかかります。
もちろん、輸血するほどの
出血はありません。
安心して手術を受けてください。
同じ患者の手術前レントゲンです。
青色の矢印が示すように
上顎骨が分かれています。
しかもひどい場合は
上顎骨自体が完全に割れて
手術の途中で上顎骨自体を
固定しなければならない場合も
多いです。
上で
傷の組織のため剥離が大変で
血がたくさん出て再発しやすいと
話しましたが
このような根本的な
解剖学的な問題も
手術をさらに難しくします。
つまり、予想外の状況が起これば
その都度対処しなければ
ならないのですが
この様な予想外の状況が
多く発生します。
だから、口唇裂両顎手術は
とても難しいのです。
では難しい両顎手術と
唇や人中(鼻の下)、鼻などの
軟部組織を整える
二次性口唇非変形の矯正のうち
どちらを先に
するべきでしょうか？
正解は、当然骨格です。
骨格を正しく整えて
軟部組織である唇や人中を
矯正しなければなりません。
先日、ある患者が
他病院で唇、人中、鼻まで
矯正手術を受けて
私に口唇裂と両顎手術の
相談をしに来ました。
それで
「両顎手術をしてから
人中、鼻の矯正を
しなければならないのに
どうして鼻を先にしたのか」
と尋ねたら
その病院で
骨の手術は怖いから
しない方がいい
するとしたら
顔をきれいにしてから
しなさいと……
なんていい加減なことを
言うのでしょうか…
今日お見せする患者のように
上顎を出すと鼻の下の方が
変形します。
そのため、必ず骨格から矯正して
軟部組織を矯正しなければ
なりません。
口唇裂ではなく
一般の美容手術も同様です。
骨格を小さくして
それに合わせて
目鼻をするべきです…
両方の上顎が割れていて
手術が非常に難しかったケースの
術前(上の写真)
術後(下の写真)です。
このように
口唇裂であれ口蓋裂であれ
唇や人中や鼻の変形
私たちが一般的に
二次性口唇鼻変形と呼びます。
このような軟部組織の変形を
矯正する手術と
上下顎の不調和
または不正咬合を矯正する
つまり骨格を矯正する
両顎手術。
この二つのうち
どちらを先にしなければ
いけないのか？
まず先に骨格手術である
両顎手術をしなければならないと
お話しました。
もちろん成長が
止まってからの話です。
成長がまだ止まっていない場合
子供の心理的·情緒的安定のために
唇や人中や鼻の変形の矯正を
成長が止まってしまう前の
学童にすることもあります。
上の写真と下の写真を見ると
二次性口唇鼻変形で
唇、鼻、人中を矯正する前に
行われた別名
口唇裂両顎手術の
前後を見ることができます。
上顎が発達しなくて
引っ込んでいて
下顎は相対的に発達して
前に突き出ている
つまり典型的な
しゃくれ顎でしたが
矯正がうまくいきました。
もちろん最高の結果を得るために
顎先もちょっと
手を加えてあげました。
この患者は
上顎は10mmを前進させ
下顎は14mmを後ろに
引っ込めました。
大体両顎手術の適応層は
下顎を10mm以上
動かさなければならない時に
10mm以上動く現象を
予防するために
上下顎を一緒に動かすことで
移動量を10mm以下に
減らすのですが…
このように上顎だけで10mm
下顎だけ14mm
合わせて24mmも移動させました。
大きな手術です!!!!!
両顎手術を知っている方には
信じられない数値です!!!!!!!!!!!
この患者の場合
骨格がうまく矯正できたので
これに軟部組織の矯正を
することになるでしょう。
口唇口蓋裂時に
両顎手術をしてから6ヵ月後に
唇や人中などの
軟部組織の手術を行います。
上で少し
このような軟部組織
すなわち唇、人中、鼻を
最近どこの病院でもしていると
言いながら
とても難しくて
成形手術の花であると述べました。
また
誰にでもできる手術でありながら
誰にでも上手にできるとは
限らない手術である
と申し上げたのは
なぜでしょうか？
唇でも人中でも鼻でも
口唇裂の場合
骨格から筋肉、皮膚まで
すべての層に問題があるため
二次性口唇非変形手術をする時は
すべての層をしっかり
再建しなければなりません。
そうせずに
見えている外見だけ
きれいに矯正をすると
手術直後には
きれいな形なのに
時間が経てば経つほど
また歪んでしまいます。
反面、一番深い層から
一つ一つ再建し
矯正していくと
手術が大きくなり
手術直後は形がきれいでは
ありませんが
時間が経つにつれて定着し
腫れがひいて
形が歪みなく
きれいになります。
これが口唇鼻変形手術が
うまくいく結果と
うまくいかない結果の差です。
このように基本である
骨格から再建を
しなければならないので
難しい手術であり
誰でもできるものではないので
うちの教授は
まだ私には何もさせないで
ご本人が全部やってしまい
しかも手術後の
ドレッシング(傷跡処理)まで
直接なさっています。
口唇裂両顎
術前(上の写真)と術後(下の写真)
今日は口唇口蓋裂
両顎手術を先にするか？
唇と鼻の変形を先にするか？
そして、なぜ手術が難しく
どのようにしなければ
ならないのかについても
詳しくご説明しました。
これで、どの手術を
どのような理由で
先に行うべきか
注意事項まで
完全にご理解いただけたと
思います。
参考までに
パク·ビョンユン教授に
関する内容は
すでにお話しました。
下の写真を直接クリックすると
教授に関する詳しい内容が
ご覧いただけます。
下をクリックしてください。
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今日のサービスは
最近のように肌寒い時に
食べたくなるヘジャングク
実はヘジャングクは
お酒を飲んでから食べるより
お酒を飲まない方が
もっとおいしいと思います。
二日酔いになるほど
お酒を飲まなかったからかな？
とにかく時々訪れる
有名なヘジャングクの店に
行きました。
長ネギたっぷりのヘジャングク···
羊？？
