CLICK右差し“チェボンギュンの顔の骨のお話”

 

 

 

顔面輪郭手術の副作用

過度な飲酒による炎症

 

 

 

先日

エラ削り手術と頬骨縮小術

そしてオトガイ手術まで受けられた患者さんが

1ヶ月ぶりに来院されたのですが、

片側の顎が

かなり腫れた状態でお越しになられました。

 

 

顔面輪郭手術を受けられて

片側の顎に

副作用の1つである炎症が起こったのです。

 

 

しかし問題は

顔面輪郭手術後

副作用である炎症が起こるような時期は

過ぎたのに起こったということです。

 

患者さんに尋ねました。

 

もしかして腫れ上がる前日の夜に

お酒を飲まれましたか?

 

予想通り

夜な夜なお酒を飲んだ翌日から

片側の顔が腫れ上がったといいます。

 

 

一般的に顔面輪郭手術だけではなく

全ての手術後において、

副作用である炎症が起こる時期は

1週~2週の間です。

 

これは私の考えではなく、

外科学の基本です。

 

私が

治療も兼ねて2週間目にお越しになられた患者さんに

いつもお話していることが、

2週間経ったので

炎症や感染が起こる時期は過ぎたので

安心してください

とお伝えしています。

 

しかし

正常的な日常生活時

つまり私たちの体が

正常的な過程を踏んでいた時のお話です。

 

 

 

手術をした全ての組織が

きちんと手術前のように完璧になるまでは

6ヶ月~1年かかります。

 

つまりその間は

傷が治癒される過程として

私たちの体に大きな変化があった際には

いつでも問題が生じ得るということです。

 

日常生活を送ったとしても

過度な飲酒、過度な喫煙、徹夜による疲労などは

避けられなくてはいけません。

 

 

 

顔面輪郭手術をはじめとして

手術時の

傷の治癒に関する時期と関連した図です。

 

少し専門的ではありますが

簡単に描かれた図がなかったです。

 

 

 

手術後の時期に沿った傷の治癒

 

 

 

今日は

顔面輪郭手術の副作用の一つである

炎症についてお話しました。

 

 

一般的には

顔面輪郭手術後の炎症は

2週間が過ぎると起こることはありませんが

 

それ以降でも私たちの体が

正常的な過程から外れた場合、

いくらでも炎症が起こる可能性はあるため

 

手術後余裕をもって1年程度は

過度な飲酒や喫煙

或いはストレスを過度に受けるような徹夜

過度な業務は避けてくださったらという意味で

今日のブログを掲載します。

 

 

 

炎症が起きた患者さんは

すぐにお越しになられたので

再手術はせず

薬物治療のみで完全に治りました。

 

 

顔面輪郭手術の副作用の中でも

一般的に手術後2週間以内に起こる副作用である

感染や炎症は

私が手術をした場合、

私の基準では平均

1年にお1人程度いらっしゃいます。

 

毎日のように骨手術をしている中で

1年にお1人だと

然程よくあるケースではありません。

 

 

また顔面輪郭手術後

2週間後に、

つまり一般的ではないケースで起こる炎症や感染は

より稀でほとんどないと考えて大丈夫です。

 

 

手術後には

体の管理によりもっと気を使っていただいて

安心して手術は受けられてください。

 

 

 

CLICK右差し“チェボンギュンの顔の骨のお話”

 

 

imageimage