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“チェボンギュンの顔の骨のお話”
両顎手術vs顔面輪郭手術
両顎手術前後レントゲン写真です。
“両顎手術は最終手段じゃないんですか?”
最近
患者さん達に両顎手術をお勧めすると
ほとんどの患者さん達が
ただエラ削り手術やT字骨切りオトガイ手術のような
顔面輪郭手術はしたいけれど、
両顎手術はしたくないと
お話されます。
そうお話されながら仰られることが、
両顎手術は最終手段じゃないんですか?
という質問です。
輪郭手術をしてもダメだったら
最終の保留の手段として考えられているのが
両顎手術だ
ということですよね。
ある程度は間違ってはいないお話です。
しかし、
結論からお話すると
両顎手術は最後の手段ではありません。
厳然に両顎手術を受けられなくてはならない方達がまたいて、
顔面輪郭手術を受けなくてはならない方達がまた別にいます。
つまり、
両顎手術と顔面輪郭手術は
適応症が異なるということです。
手術結果と変化する部位も異なります。
私のブログでも以前にこの部分については
お話したことがありました。
私のブログ→☆を必ずご参照ください。
しかし、時折両顎手術が怖かったり
絶対的に嫌がる方達の場合
顔面輪郭手術をお勧めしたりもしております。
例を挙げると、
しゃくれ顎だけれども
エラ削り手術とオトガイ手術をお勧めする場合があります。
もちろんこの場合も
顔面輪郭手術で効果を得ることはできます。
効果がない手術はお勧めしないですよね。
ですが上でお話したように
厳然に変化する部位が異なり
結果が異なります。
変化する部位が異なり、結果も異なりますが、
両顎手術で変化することができる部位を
他の部位を変化させることで
ある程度カバーしてあげる
一種のmasking effectとお考え下さい。
このような場合にも
私がいつもお伝えしていることがあります。
効果はあるけれども
両顎手術の結果を得るのは不可能だと
お伝えしております。
両顎手術をいつ受けるか、
或いは顔面輪郭手術をいつ受けるかは
私のブログで前に説明を詳しくさせていただきました。
このように
両顎手術を受けなくてはならない患者さん達に
時折代わりの手段として
エラ削り手術やオトガイ手術を含めた
顔面輪郭手術をお勧めしたりもしますが、
必ず両顎手術を受けられなくてはならない患者さんもいて、
顔面輪郭手術を受けられればよい患者さんは
また別にいるという点をお伝えいたします。
つまり、
両顎手術と顔面輪郭手術は
適応症が異なります。
効果もまた異なるということを
お伝えさせていただきます。
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