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“チェボンギュンの顔の骨のお話”
腫れのせいで
顔面輪郭手術の効果が分かりません
顔面輪郭手術の効果、
最終結果はいつごろ見ることができますか？
腫れのせいなのか、効果が分からないです。
とよく患者さん達がお話されます。
今日は
私が患者さん達に説明とお願いも兼ねて
お話をさせていただこうと思います。
目、鼻、胸整形手術とは異なって
エラ削り手術や頬骨縮小術のような顔面輪郭手術は
手術後すぐには効果が分かりません。
顔面輪郭手術直後には
腫れのせいで顔はもっと大きく見えるでしょう。
もちろん
手術直後にもある程度の輪郭は見えたりもしますが、
最小でも２カ月は経つことで
大きな腫れが引いて、
それ以降にも引き続き腫れは引いていきます。
私は
手術直後２カ月までは腫れが引く時期
そして
２カ月以降の時期を自然になる時期
だと表現しています。
自然になる時期には小さい腫れ、
または骨膜が骨に完全に手術前のように定着していく時期で
腫れというよりかは
ちょっとぷにぷにしていると言いましょうか。
このような部分が解消されていく時期です。
手術後６カ月目まで続く時期です。
顔面輪郭手術別に簡単に説明をします。
まず頬骨縮小術の場合
腫れがほとんどありません。
特に手術直後にも横頬骨は
たくさん入ったことを感じられることができます。
しかし
手術のメイン部位である
前頬骨と４５度頬骨部位の腫れが酷く、
相対的にほうれい線が深く見え
頬骨が小さくなっていない感じがします。
実際一部の患者さん達は
頬骨縮小術２～３カ月目まで満足できていなくて
しかもボコボコしていながら、
６カ月目の時、最終結果の時には
笑顔で診療室に入って来られる方がほとんどです。
エラ削り手術の場合
横から見える顎のラインは
手術直後からも分かります。
しかし腫れによって
正面の姿は変化が感じられるまでに
時間がかかります。
もちろん患者さんの手術前の状態と
状態による骨切り量によって異なりますが、
ほとんどの場合
６ヶ月目までは継続的に腫れが引いていき
自然になっていきます。
最も問題になる部分が
オトガイ手術です。
顎先が腫れが一番引くのが遅いと思います。
そのため顎を小さくしたり、入れたりしたのに、
腫れのせいで
しゃくれ顎のように感じられる時期が長くなります。
そのため顎を小さくしたのに
しゃくれ顎になったと
泣いてしまう方達もいらっしゃいます。
しかし２～３ヶ月後には
やはり笑顔でお越しになられます。
結論的には
エラ削り手術、頬骨縮小術、オトガイ手術のような
顔面輪郭手術を受けられる場合、
少しでも余裕をもって待っていてくださったらと思います。
顔面輪郭手術は
骨を削り取ったり、押し入れたり、出したりする手術です。
変化がないわけがありません。
もちろん
次のレントゲンの写真のように
先だけぽきっと切り取る場合には
効果がないでしょう。
しかし
ほとんどの顔面輪郭専門医の場合、
切り取らなくてはならない量を切り取っているため
効果がないわけはありません。
エラ削り手術を受けられたのに効果がなく、
再手術を受けに来られた方の
レントゲン写真です。
赤色点線が引かれている部分が
切られた線です。
長い曲線骨切りではなく
ほとんど先だけ切られていて、
エラ削り手術の効果が全くないケースです。
そうすると
効果があるのか、ないのか、分からない状態で
ただただ待つしかないでしょうか？
そこで私がお伝えしているのが
手術後に切った骨を見せてください
と言ってみてください。
最近私に手術を受けられる
患者さん達のほとんどが見たいと仰られて
手術が終わったら私が自分からお見せしたりしてます。
お渡しすることはできないので
ほとんどの患者さん達は
携帯で写真を撮って行かれます。
上でお見せしたように
エラ削り手術後に必ずこのように
切り取られた骨の彫刻を確認されて
心安らかに
エラ削り手術の最終結果を待っていてください。
ある方はついさっき切った自分の骨なのか、
骨の中の赤い血まで
確認される方もいらっしゃいます。
確認されるのは当然だと思います。
今日は
エラ削り手術、頬骨縮小術、オトガイ手術のような
顔面輪郭手術の場合、
きちんと手術を受けられた場合には
効果がないわけはなく
良い結果が待っているので、
少しだけ耐え忍いで待って下さったらという思いで
お願いごとをお話させていただきました。
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