CLICK右差し“チェボンギュンの顔の骨のお話”

 

 

 

塞栓症

 

 

 

今日は

ある方が塞栓症について質問されて、

突然なぜ塞栓症なのかと思ったら

今日のトップニュースになっておりました。

 

顔面輪郭の情報ではなく

このような情報まで

お教えするようになってしまいました。

 

 

 

塞栓症は簡単に言うと

ある異物や血の塊

もしくは脂肪などが

血管に入り込んで流れながら

血管を塞いでしまい

問題を引き起こした場合です。

 

私が今日このように

塞栓症についてお話する理由は

形成外科系列でも

塞栓症が問題になる場合があるためです。

 

 

 

最も深刻なケースは

脂肪吸引時に起こる

脂肪塞栓症です。

 

外国では時折

整形手術によって死亡事故が起こるのですが

ほぼ100%の確率で

脂肪吸引手術が原因です。

 

まさに脂肪吸引時にできた脂肪の塊によって

血管が詰まってしまう

脂肪塞栓症のせいです。

 

特に大量の脂肪を吸引する時に

主に起こるといいます。

 

そのため

一定量以上は吸引してはいけない

と主張する医師もいらっしゃいます。

 

 

 

2つ目は

ヒアルロン酸による塞栓症です。

 

特に

ほうれい線にヒアルロン酸を打って

鼻筋や鼻先に壊死が起こる現象です。

 

私が直接注射はしておりませんが、

周辺でそのようになってしまったのを

何回か見ました。

 

ヒアルロン酸が一般的に液体ではなく

ねばねばな半固体というべきでしょうか?

 

そのような物質なため

血管を塞いでしまうのです。

 

この時に塞がれる血管は

angular arteryという

鼻の横を通る血管です。

 

これもまた死亡までには至りませんが

深刻ですよね。

 

鼻先が死んでしまうと考えてみてください。

 

 

 

3つ目は

とても稀ですが

脂肪移植による視力喪失です。

 

多分特に

下側に移植した脂肪が血管に入って

ophthalmic arteryという

目の動脈を塞いでしまった場合です。

 

視力が喪失してしまったため

深刻ですよね。

 

このような場合にはとても深刻ですが、

脂肪移植時の器具だとか

施術法に注意を払えば

起こることはない

とても稀な現象です。

 

 

 

どのような原因だったとしても

塞栓症は死亡或いは死亡まで至らなかったとしても

深刻な副作用を招来します。

 

もちろん

ハイヒールによる塞栓症は

夏休みに雷が頭に落ちる確率よりも

少ない珍しい現象です。

 

 

上でお話した

形成外科の領域での塞栓症も注意をして

経験の多い形成外科専門医から施術を受けられたなら、

問題になることはないため

ご心配なされず手術を受けられてください。

 

 

 

 

一般の他の科の領域でも

塞栓症は深刻な結果を招来しますが、

形成外科領域においても

塞栓症は深刻な後遺症を伴うことは事実の様です。

 

 

しかし

専門医から手術を受けられたなら

充分に避けることができ、

上の記事のケースを見てハイヒールを避ける必要は

全くございません。

 

 

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