CLICK右差し“チェボンギュンの顔の骨のお話”

 

 

ボトックスは

顔のすべてのシワに効果がありますか?

エラはどうですか?

 

 

 

 

今日は

エラ縮小ボトックスの効果について

お話しようと思います。

 

 

 

 

ボトックスが初めて美容市場に出現した時

ものすごい波紋を呼びました。

 

万病通治薬かのように

なんでもかんでも

ボトックスボトックスと言われる時期でした。

 

 

 

ボトックスの歴史利用について

お話をします。

 

 

 

 

1800年代初に

 

ボツリヌス中毒(Botulism)という病気が

ヨーロッパで猖獗しました。

 

その病気の原因菌が

Clostridium Botulinumという事実も

明らかになりました。

 

以降

この菌にから

BTX(botulinum toxin type A)が分離され

この毒素を分離し

第二次世界大戦の時、

武器として使用されました。

 

とにかく

大きな戦争以降に医学が発展するようになります。

なんとも可哀想な軍人たち…

 

第二次世界大戦以降に

BTXに対する研究が活発になり、

ついにBTXが過度な作用をする筋肉

委縮させることに使用することができる

という事実が判明しました。

 

以降BTXが

神経伝達を遮断するという事実が明らかになり

お猿さんの斜視を治療することに成功しました。

 

もちろんこの時から

人の斜視を治療することにも利用されました。

 

 

 

以降

眼瞼痙攣などの

筋肉の過度な運動により生じる疾患に

幅広く使用されました。

 

しかしその途中、

眉間のしわをBTXで治療されるようになりながら

美容市場に本格的に飛び込んできたのです。

 

 

以降Allerganという会社が

2002年アメリカFDAから世界初

美容目的の承認を受けたのですが、

そのお薬が

まさにその名前も有名なBOTOXです。

 

BOTOXはAllergan社の商品名なのですが、

今やbotulinum toximの代名詞になりました。

 

 

 

 

このようなボトックスも最近は

様々な種類のものが出ております。

 

そのため患者さん達から

どのボトックスが良いですか?と

聞かれたりもします。

 

 

現在病院でよく施術されているbotulinum toxin

BOTOX、DYSPORT、BOTULAX、

BTXA、MEDITOXIN、MYOBLOCKと

私が名前を把握していない様々薬品があります。

 

それぞれ製造された国も異なり

紀伝もtoxin typeによって若干は異なるそうです。

 

 

ここで私が

この製品は良くてあの製品は悪い

というお話は当然できません。

 

私が使っている製品だけお見せします。

 

本来のオリジナルでもあります。

 

上に書かれているように

アメリカFDAの承認を世界初で受けて

世界で最も認知度が高い、

韓国でもとても親しまれている名前が

まさにAllergan社ボトックス(BOTOX)です。

 

最も信用出来て全世界で検証された製品ですので

私もこの製品だけを使用しております。

 

イギリスで作られ輸入をしているため

価格が一番高いです。

もちろん中国産は安いでしょう。

 

 

最近では50U製品が出ていて、

以前のように数名集めて

注射を打てば割引するようなことは

なくなりました。

 

BOTOX会社は私とは何の関係もないため

お話させていただきました。

 

 

上でもお話したように

ボトックスは筋肉収縮を防止するため

筋肉によりできる疾患(?)に使用することで

効果があります。

 

 

 

美容目的での用途をお話すると

 

1つ目は

眉間のシワをはじめとした顔のシワです。

しかし

すべてのシワが該当するわけではありません。

 

筋肉の収縮により生じるシワだけです。

 

簡単に言い換えると

じっとしている時にも寄っているシワは

ボトックスでは解決できません。

 

私たちが怒った表情をしたり、

顔をくしゃくしゃにしたり等々

じっとしている時にはないけれども

顔の筋肉を動かしたとき、

表情を作ったときにできるシワには

効果があります。

 

つまり、

表情筋を動かすことでできる表情ジワと言います。

 

 

2つ目はエラです。

エラの中でも骨ではなくて

筋肉の肥大によりできたエラに効果があります。

 

しかし効果が一時的で

目立った骨には影響しないため、

骨が一緒に目立っている場合には

骨の手術と同時に咬筋切除術を受けられることを

お勧めいたします。

 

私のブログ→をご参考ください。

 

 

3つ目は眉毛の高さの調節です。

侍の眉毛のように先が上がっているような場合には

限定的ですが使用することができます。

 

 

4つ目はオトガイ手術後に生じる

顎先のシワに使用することができます。

限定的ですが使用できます。

 

私のブログ→をご参考ください。

 

 

 

それ以外で

顔以外の部分で考えると

ふくらはぎの筋肉にも注射をして

所謂シシャモ足を縮小してあげたりもします。

 

 

 

このように今日は

用途がたくさんあるボトックスについてお話しました。

 

上でもお話したように用途は幅広いですが

顔のすべてのシワに効果があるのではなく

すべてのエラに効果があるわけでもありません。

 

必ず専門医との相談の上で施術を受けられて

効果がある部分に注射を打たれるようにされてください。

 

 

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