CLICK右差し“チェボンギュンの顔の骨のお話”

 

 

間違えて認識されている

顔面輪郭手術の副作用2

頬骨縮小術副作用

顔面神経麻痺

 

 

今日は

顔面輪郭手術副作用の中でも

頬骨手術とても稀な副作用である

顔面神経麻痺に関して

間違って認識されている部分を

お話していきたいと思います。

 

 

先日私のブログを通じて

頬骨縮小術後に

顔面神経麻痺が生じる可能性のある原因

ご説明した時がありました。

 

私のブログ→を参考にされてください。

 

 

 

頬骨手術後の

顔面神経麻痺というと

完全なる麻痺ではなく

前頭枝、つまり眉毛と額の部分の麻痺になります。

 

眉毛が上がらず額にしわが寄らなくなります。

 

とてもとても稀な副作用とお話しました。

 

 

私が今までほとんど2000ケース(2011年8月時)近く

頬骨手術をしてきましたが、

一度も生じたことがないくらい

稀な副作用です。

 

 

 

しかし今日

頬骨縮小術後の顔面神経麻痺についてお話する理由は、

 

実際麻痺が来た患者さんお一人が

私たちの病院にお越しになられたのですが、

 

手術した病院で仰られたことが

頬骨手術を受けた患者さん3名中1名に

このような麻痺症状が現れるとのことでした。

 

そのお話を聞いて

私がどれだけ怒りを覚えたことか。

 

もちろん形成外科専門医である院長が

そのようなお話をされたのではないと思います。

 

カウンセラーや看護師が

患者さんを安心させるために仰られたのかと思います。

 

 

しかし

他の患者さん達も誤解されやすい部分ですので

今日はこのお話をさせていただきます。

 

 

 

 

頬骨手術後に顔面麻痺が起こる原因

もみあげ切開時に起こるのですが、

 

その頻度はとても少なく

数年にお一人いるかいないかの副作用で、

 

多分

解剖学も知らないまま適当に手術をして

神経を切らない以上

ほとんど100%回復されますので、

 

顔面麻痺が怖くて頬骨縮小術をためらう必要は

全くないと思います。

 

 

 

上の写真は

頬骨縮小術による麻痺ではないですが、

顔面神経の中でも

前頭枝麻痺時に起こる顔面麻痺患者さんの写真です。

 

右側眉毛が下がっており

右側額にしわが寄りません。

 

 

 

 

 

顔面神経麻痺については

全くご心配なされずに

頬骨縮小術をお受けになられてください。

 

 

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