CLICK“チェボンギュンの顔の骨のお話”
セットバック手術後
必ず歯の矯正治療を
受けなければならないですか?
多くの方々が
セットバック手術を受けてから
必ず歯科矯正を受けなければならないか
お問い合わせされます。
結論からお話しますと
セットバック手術の後
ほとんどの患者さんが歯科矯正を
受けなければなりません。
セットバック手術は
私のブログで以前お話したように
歯を抜いてできた隙間の分
突き出た上下の顎を押し込む手術です。
下の☆をクリックすると
詳しい内容を見ることができます。
→☆
ところで歯を抜いてできる空間は
およそ7-10mmほどです。
しかしその空間分
突き出た顎を完全に押し込むと
どうなるでしょうか?
私の経験で5mmまで入れたことはあります。
もし、歯を抜いて空間ができたからといって
その空間を完全に埋めてしまう程に押し込んでしまったら
口がぐっと中に入りすぎた
お婆ちゃん見たいな口といえば分かるでしょうか?
老けて見える結果になりますね。
そのためおよそ3~5mm程度を
押し込むようになります。
そうすると空間が残りますよね。
つまり歯が離れて見えるようになります。
このように離れた歯を
整えてくっつけてあげることで
空間をなくす歯科矯正治療を
受けなければならないのです。
そしてもちろん
突出口患者さんの場合
歯槽骨のみならず
歯が前に出ている出っ歯のケースが多いです。
そのためなお歯の矯正が必要になります。
実際にセットバック手術を受けた患者さんの
歯科矯正前の写真です。
歯間にある隙間が分かりますよね。
青色矢印の部分です。
これから歯科矯正を受けることで
開いたスペースがなくなり
きれいな歯の配列になります。
今日は
セットバック手術の後には
ほぼ患者さん全員が
歯の矯正治療が必要で
そして
なぜ矯正治療が必要なのかについて
お話ししました。
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