CLICK右差し“チェボンギュンの顔の骨のお話”

 

 

 

顎手術(輪郭手術)時に

睡眠麻酔?全身麻酔?

専門医が説明します。

 

悪性高熱症に使われる貴重な薬剤

ダントロレンという薬剤です。

 

 

とてもとても本当に起こるのは稀ですが

それでも全身麻酔を行う病院では

当然装備しておかなくてはいけない薬剤です。

 

 

広告までする程ではないですが

こういうものがまた

マーケティングに使われているという事実…

 

 

 

本論に入りまして…

 

顔の骨の手術のカウンセリングをしていると

睡眠麻酔でしますか?

全身麻酔でしますか?

という質問をよく受けます。

 

 

もちろん睡眠麻酔で行う病院もあり

そのような質問をされるのでしょう。

 

 

実は

初めて睡眠麻酔で骨の手術をするというお話を聞いて

とても驚きました。

 

 

また患者さん達も

間違って把握している認識の1つが

 

“全身麻酔が危険で

睡眠麻酔が安全だ”

 

というものです。

 

 

 

一部映画では

全身麻酔中に目が覚めるというような映画があった気もして

様々な噂作り話により

全身麻酔が危険だという認識があるのかと思います。

 

 

結論からお伝えしますと

少なからず顎の手術を含めた輪郭手術においては

全身麻酔が睡眠麻酔よりも安全です。

 

 

もちろんどんな手術であっても

最近の麻酔技術と麻酔薬剤の発達により

全身麻酔のリスクは

お悩みになられる必要はありません。

 

しかし、

睡眠麻酔深刻な問題が発生する可能性があります。

詳しい理由はこれからお話いたします。

 

 

 

まず、

睡眠麻酔に使われる薬剤です。

 

ケタミンという薬剤です。

 

 

麻酔誘導または鎮痛などの効果がある

麻酔剤だとお考え下さい。

 

幻覚作用があり気を付けなくてはならないと言われる

所謂“向精”と呼ばれる

向精神性医薬品です。

 

そのため徹底的に管理をしなければならない薬物なため

麻酔科院長に承諾を得て写真だけ撮って

また麻薬金庫に入れました!!!

 

 

 

 

次はミダゾラムです。

 

 

ミダゾラムは手術前に鎮静を目的として使用する

ベンゾジアゼピン系統の鎮静剤です。

 

効果が早く現れます。

 

これも“向精”です。

 

 

 

 

 

 

次はミルク注射!!!

 

 

全国民が知っているミルク注射

プロポフォールです。

 

悪いおじさん、悪いおばさん達が打って

社会的に大きな論議を引き起こした薬物です。

 

なので全国民が知っています。

 

プロポフォールは効き目が早い静脈麻酔剤です。

そのため乱用される可能性がある“向精”です。

 

 

 

 

では顎の手術または輪郭手術において

なぜこのような睡眠麻酔が危険なのでしょうか?

 

 

睡眠麻酔は気道が確保されていません

 

つまり、

手術中に口内から発生した血や唾

またはその他異物が

気道へと入り込んだら…

 

想像もしたくない結果になります。

 

 

反面、

全身麻酔は気道確保がされているため

安全です。

 

 

しかも

最近の麻酔薬剤及び麻酔機械の発達により

少しだけ問題が発生しても

アラームが鳴り始めます。

 

そのため整形手術の事故の中でも

ほとんどは睡眠麻酔の事故ですㅠㅠㅠㅠ

 

 

 

では敢えて

顔の骨の手術に睡眠麻酔を使用する理由は

何があるでしょうか?

 

 

麻酔科院長が必要ないからです。

 

つまり、麻酔費用がかかりません…

もちろん麻酔科院長が常駐していれば

睡眠麻酔も麻酔科院長がしてくださいます。

 

麻酔科院長が常駐していない病院では

主に睡眠麻酔を行います。

 

もちろん簡単な手術は

私も睡眠麻酔を行います。

 

ですが口内から全ての過程が行われる骨の手術は

絶対的に全身麻酔をしなければなりません。

 

当然

麻酔科院長が常駐していなければなりません!!

 

 

 

麻酔科院長が常駐しているのか

常駐していないのか

調べる方法はありますが

その方法をお教えしたら

常駐していない病院から

クレームが飛んでくると思いますのでㅠㅠㅠㅠ

 

 

 

 

全身麻酔に使用される

吸引麻酔薬です。

 

 

安全で副作用のない全身麻酔剤ですので

安心されて安全に全身麻酔で

骨の手術(輪郭手術)を受けられてください…

 

 

 

次は一番上の写真ですが…

ダントロレンという貴重な薬剤です。

 

 

悪性高熱症(Malignant Hyperthermia)に使用される

薬物です。

 

悪性高熱症

吸引麻酔時に起こる副作用として知られていますが

麻酔科院長達の中で一度でも見たことがある方は

韓国にいらっしゃるでしょうか…

 

 

 

しかし万が一のために

薬剤はしっかり準備しておきます。

 

だからといって広告までする必要は…

 

当然全身麻酔をする病院では

準備をしなければならないものですので…

 

 

 

 

今日は骨の手術など輪郭手術時に

睡眠麻酔が安全ですか?

全身麻酔が安全ですか?

に対する説明を致しました。

 

当然全身麻酔で受けられた方が

安全です。

 

 

 

またもう1つ、

 

手術を綺麗に上手に睡眠麻酔で行ったとしても

もし予想外の出血が生じたら…

 

その時は全身麻酔に変更するのが難しく

危険になります…

 

敢えてそのようなリスクを背負ってまで

睡眠麻酔をしなけれないけないのか

私も疑問に思います。

 

 

 

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