CLICK右差し“チェボンギュンの顔の骨のお話”

 

 

 

顔面輪郭 神経損傷

専門医が直接写真で説明します。

 

 

[下歯槽神経が切断(損傷)されて神経を接合した後の写真]

 

 

写真はモノクロ処理をしました。

血が見えたり嫌悪感を与えたりしては

ダメだと言われたので

黒白にしております。

 

 

モノクロ処理されていない

実際の神経写真及び

それに関する内容は

下のリンクを直接クリックするとご覧になることが出来ます。

 ただ"アメンバー"に申請されてからご覧ください。

 嫌悪感を与えるものだということですのでㅠㅠㅠㅠ

 

☆アメンバー限定☆

 

 

 

上の写真は

大学病院で教授として勤務していた時

隣の手術室で骨切り手術をしていた先生が

神経を損傷してしまって接合してくれと言われて

私が神経接合を行い撮った写真です。

 

数週間前に発表のための資料を準備していた時

偶然これを発見しました。

 

 

ちょうど今日の投稿とも連関があったので

この写真をお見せします^^

 

 

そして

私が顔の骨に関するブログを書き始めて

9年目になります。

 

今はもう患者さんだけではなく

医師の先生方もたくさん見てくださっていて

また、病院関係者の方々もかなりいらっしゃいます。

 

多くの先生方からは、

自己紹介しながら

感謝しているという話をしているしてくださったり、

応援もしてくださっていたり、

気になったことがあった時には

質問をしてくださったりします。

 

 

そのため今日は患者さん達と

医師の先生方のために

顔面輪郭時損傷可能な神経

写真で直接お見せし    

神経損傷を予防するためにどうすればいいのか、

方法までお話していきたいと思います。

 

 

しかし、

説明の内容と神経の実際の写真は

“アメンバー申請”していただいて

上のリンクをクリックしていただければ

見ることができます!!!

 

 

 

 

実は先々週

某病院で1年前に頬骨縮小手術を受けられたのですが

前頬側の感覚が落ち

当院にお越しになられた方がいらっしゃいました。

 

CTをよく見てみたらIntraorbital nerverという

眼窩下神経が損傷されていました。

 

眼窩下神経(Infraorbital nerve)

一般的には損傷しにくい神経です。

 

この方の場合も

骨切りの際に損傷されたのではなく

固定時の固定ピンによって損傷されていました。

 

実際は、

固定ピンでもこの眼窩下神経が損傷する確率は

ほぼ0%です。

 

 

しかし

頬骨でも顎先でも

これらの神経を直接目で確認して

安全な範囲で手術をしなければならないという

条件があってこそです。

 

しかし神経を露出したり

神経を肉眼で直接確認することに対しての

恐怖と心配によって

直接肉眼で確認していない場合があります。

 

必ず確認してから

骨切りであれ固定であれ

行わなければなりません。

 

 

数年前に

釜山大学病院の形成外科教室に招待されて

教授と専攻医の先生達を対象に

両顎の講義をしたことがあります。

 

講義をしながら

私が数回、強調したことがあります。

 

手術をする時

どんな切開どんな骨切り

“この辺ですれば大丈夫かな”というのは

あってはならないということです。

 

なぜここを切開を入れて、なぜここを骨切りするのか

明確な根拠を持って

骨切りであれ、切開であれ

行わなければなりません。

 

だいたいで

“ここを切開すれば~骨切りすればいいだろう~~”

という考えで手術をしては

絶対にいけないという内容でした。

 

 

 

そこで

今日ご説明する

気をつけなければならない神経

3つです^^

 

 

 

まずは1つ目の神経は

上で言及した

頬骨固定時に損傷を受けたという

眼窩下神経!!!

つまり、Intraorbital nerver!!

 

神経の名前から見て取れるように

眼窩(目)の下にある神経で

下の写真の丸の中にあります。

 

 

 

上の写真について

分かりやすく下記の写真に

矢印で表示しました。

 

頬骨縮小術の時に

損傷の可能性はほとんどないけれども…

 

神経を確認しないで固定をすると

損傷する可能性はありますㅠㅠㅠㅠ

 

 実は私は

損傷を受けるとは思いもしませんでしたが

先々週患者さんに会ってから

損傷する可能性もあると初めて考えるようになりました。

 

しかし

神経を直接確認して矯正する場合には

傷つく事はほとんどありません。

 

安心して手術を受けてください^^

 

 

顔面輪郭手術時に

損傷する可能性がある2つ目の神経

多分一番よくあるMental nerve(オトガイ神経)です。

 

下に写真を見ると

オトガイ孔(Mental foramen)が表示されています。

 

下歯槽神経という神経が

このオトガイ孔から出ると

神経の名前がオトガイ神経に変わります。

 

下唇を含む下顎の感覚を支配します。

 

 

次の写真で

赤色線部分が顎先手術の時に切る

骨切りラインになるのですが

オトガイ孔から出ている神経が

傷つく可能性があります。

 

この時にオトガイ神経を必ず

確認しなければなりません!!!

 

 顎先神経を露出させたり

肉眼で確認することを怖がって

言葉通り“この辺りで”骨を切る場合

もしくは

オトガイ神経まで近づかず

顎の中間部分だけを骨切りして

矯正をする等の方法は

手術結果が不自然になるだけでなく

むしろ神経損傷のリスクが高まりますㅠㅠㅠㅠ

 

必ず、必ず…

必ずオトガイ神経を確認した後

安全に骨切りをしなければなりません!!!!

 

 

次は実際のオトガイ神経写真を

お見せします。

 

 

上、下の写真を見ると

2つに分かれております。

 

この神経はこのように

いくつもの穴から出たりもしています^^

 

前側の細い神経は小枝ですが

いくら小枝でも感覚を担当する神経ですので

最大限保存しなければなりません。

 

 少しでも感覚が落ちないように

しなければなりませんよね^^

 

 

今日最後の神経は

顔面輪郭の中で最もありふれた手術の1つである

エラ削り手術において

損傷の可能性が少ないと思いましたが

まだ神経損傷により当院を訪れる方が

かなりいらっしゃいます。

 

Inferior alveolar nerve(下歯槽神経)です。

 

最初にお話したように

神経損傷してしまったと

隣の手術室で神経接合のSOSをかけられ

私が助けに行き神経接合後に撮った写真と共に紹介します。

 

 

パノラマ(上の写真)写真で

紫色の丸の部分です。

 

下に写真を見ると

接合された下歯槽神経を確認する事ができます。
 

 

絶対によく起こる副作用ではありません。

 

しかし神経損傷発生時は

本当に対処が大変になります

 

顔面輪郭を施行する時に

破損の可能性がある神経達、

損傷を予防するための方法と一緒に

ご説明をしました。

 

実際の神経姿は

今日はモノクロ処理をしましたが

“アメンバー申請”されれば

実際の姿をご覧いただけます!!

 

上のリンクを直接クリックして

“アメンバー申請”をしてください。

 

 

誰でも見る事ができるようにしては

ダメだそうですㅠㅠㅠㅠ

 

 

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